今から40年前の1981年(昭和56年)3月16日。
この日は、ニュートラム 中ふ頭〜住之江公園間が開業した日です。
近未来的な駅設計
「南港ポートタウン計画」と呼ばれたこの地は、1950年代に産まれた世代の新たな住宅供給地として計画され、それに伴った公共交通機関として開業した鉄道です。
意外と知られていませんが、実は最も早くに建設された新交通システムである神戸の「ポートライナー」とほぼ同時期に建設されています。
ポートライナーは同年の2月5日、ニュートラムは3月16日とその差はわずか1ヶ月!
あちらは三ノ宮に直結していることもあって知名度が高いですが、ニュートラムは大阪の中心繁華街とは少し離れたところに位置しているからか、知らない人も一定数いらっしゃいます
しかしながら、各種イベントが多いATC・インテックス大阪に近い事もあり、近年は知名度が向上しているように思います。
3代目の車両である200系も運行を開始し、開業40年を迎えようとしているニュートラムに新しい風を吹き込んでいます。
関連リンク
ニュートラムについては特集記事をいくつか組んでいますので、こちらもよければどうぞ。
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Photo,Writer :Series207 2018/2/16