吉川壽一氏による大阪市営地下鉄の駅のヘンな壁画は、交通局長のコネによるものだった

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駅改装第一弾としてやたら趣味の悪いデザインな駅になったなぁ…と思ってはいたのですが、どうやら交通局長の「オトモダチ」だったようです。

大阪市交通局が2012年12月に行った地下鉄駅の壁を飾り付ける公募の審査で、藤本昌信局長の知人がデザインした作品を提案した会社が選ばれていた。藤本氏も審査委員会に入っていたことから、利害関係が生じるおそれのある人が審査委員になることを禁じた市の内規に抵触する可能性があり、市契約管財局が調査する方針だ。

このうち谷町線喜連瓜破(きれうりわり)駅や堺筋線恵美須(えびす)町駅、千日前線桜川駅の3駅分計1496万2500円で契約を結んだ京都市内の内装工事会社は、藤本氏の知人である書道家が描いた字を使ったデザインを提案。交通局の会議室で行われた審査では、書道家も直接、作品のコンセプトを説明したという。

 

公募の壁画に知人案を採用 大阪市交通局長、内規違反か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141107-00000008-asahi-soci

この中に出てくる「藤本昌信局長の知人」というのは吉川壽一(よしかわ じゅいち)氏。

そして、藤本交通局長の知人である吉川壽一氏の作品を提案したのは、京都市内の内装工事会社である、ジーク株式会社。恵比寿町・桜川・喜連瓜破駅の壁面に氏の作品が掲示されています。

 

交通局公式サイトに記載があります。

 大阪市交通局において、公募型プロポーザルにより「堺筋線長堀橋外5駅ホーム階軌道部壁面の意匠製作据付業務」について事業者選定を行った結果、最高評価が2者となったため、次のとおり業務委託の内容を変更し決定いたしましたのでお知らせいたします。

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事業名
事業1:堺筋線長堀橋外2駅ホーム階軌道部壁面の意匠製作据付業務
事業2:堺筋線恵美須町外2駅ホーム階軌道部壁面の意匠製作据付業務

2 委託期間
事業1:契約締結日から平成25年3月21日
事業2:契約締結日から平成25年3月21日

3 契約の相手方
事業1:株式会社 大広
事業2:ジーク株式会社

4 落札金額(税込)
事業1: 14,752,500円
事業2: 14,962,500円

5 申込み者数
6社

出典:http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:WpXeM-yMRkIJ:www.kotsu.city.osaka.lg.jp/business/contract/choutatsu-igai/sonota/20121213_hekimendesign_kekka.html+&cd=1&hl=ja&ct=clnk&gl=jp

 

 大阪市営地下鉄の駅ホームに芸術作品を飾るため、市交通局が平成24年12月に実施した公募で、藤本昌信局長の知人の作品を提案した会社が選ばれていたことが7日、分かった。藤本局長は審査に加わっており、利害関係が生じる恐れのある人が審査委員になることを禁じた市の内規に抵触する可能性がある。

また、内規では公募審査には外部有識者3人以上を参加させると定めているが、このケースでは1人のみだった。交通局では他にも、外部有識者が1人もいなかった公募審査が24年度以降で22件に上ることも新たに判明。市は経緯を調査している。

交通局によると、6駅のホームの壁面に絵画などを飾る事業の公募に6社が参加し、藤本局長ら4人が提案内容をみて採点。2社が最高点で並び、3駅ずつにわけて発注した。

谷町線喜連瓜破駅などを約1500万円で受注した京都市の内装工事会社は、藤本局長が京福電鉄(京都市)勤務時代からの知り合いである書道家の作品を提案。審査の提出書類には書道家名が記載されていた。

http://www.sankei.com/west/news/141107/wst1411070037-n1.html

同氏は藤本交通局長が京福電鉄時からの知り合いで、今回そのつながりで駅に落書きをしたんでしょうが、部分的にしかやっていないからか、デザインが変です。

 

ハッキリ言いましょうか、ダサいです。

 

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例えばこの桜川駅。白とピンクのツートンでシンプルな駅デザインだったところに、吉川壽一氏のデザインがドーンと謎の自己主張をしています。

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喜連瓜破駅。壁面2箇所に同じようなものがあります…が、トータルバランス的に明らかに浮いています。

 

これってどうなんですかね?

ちょっと皆さんの意見も聞いてみたいんですが、私は到底受け入れられるレベルのデザインじゃありません。

トータルのデザインではなく部分的にデザインをしているだけに、ようおこしトイレよりもタチが悪い。

 

 

公共交通のデザインは、その街のアイディンティティであり共有財産

公共交通のデザインって、例えば大阪市なら大阪市の景観・世界観・アイディンティティを作る上でとっても大事な要素なんですよ。

大阪市交通局の駅・発車メロディー・売店・トイレに至るまで、それは大阪市民の公共の財産です。

 

それを、交通局長のコネで、センスの悪いデザインを採用するなどありえませんね。大阪市民の1496万2500円もの金を使って個人的な知り合いに何をさせているんですか。

 

「公共交通のデザインの重要さ」をもっと大切にしなければいけないのではないですか?

 

当時の大阪市交通局のプレスリリースにはこのように書かれています

 地下空間に「書」を配置し、通勤・通学される方に、今日の元気、すてきを感じていただく。太陽をイメージした「書」と「元気」「夢」「笑い」とその駅にちなんだ「文字」を組み合わせて表現している。

http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/general/announce/w_new_info/w_new/list_h24_all/20130308_hekimen_renewal.html

2013年7月当時の私のツイート。めちゃ怒ってます

 

 

Photo,Writer :Series207   2014/11/08