撮影:とさろく様
2020年11月27日7時32分、谷町線大日駅において信号故障が発生しました。
30分経っても復旧の見込みが立たず朝ラッシュ時の影響を受けることから、急遽守口で折り返し運転を行いました。
完全に復旧したのは11時43分で、おおよそ4時間にわたって信号故障が続いていたことになります。
ちなみに今日は谷町線天王寺~八尾南間の開業40周年記念日でした。なんてこったい。
(写真提供:とさろく様・1番線に到着の電車は谷町九丁目行きです。様 ・三神路 -さんしんじ- 様)
トラブルの原因
11月27日7時32分頃、谷町線で信号トラブルにより運転を見合わせました。原因は、レールに取り付けている信号機制御用の電線が取付け部で断線していたため、電線をつなぎ直し安全確認後、全線の運行を再開しました。お客さまにはご迷惑とご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
— Osaka Metro 運行情報 (@osakatransport) November 27, 2020
後になってトラブルの原因が詳しく報告されていますが、原因はレールに取り付けている信号機制御用電線が断線していたことが理由だったようです。
23年ぶりの守口行き
趣味者的に興味深かったのは、何より守口行きの運行でしょう。
かつて谷町線は守口までだった関係で、現在も折り返し線がついたままになっています。
谷町四丁目駅の発車標。初期タイプの大型筐体です。
守口行きの運行は、私が知る限りでは1997年の大日駅ポイント故障時以来、約23年ぶりになりますでしょうか。
信号故障は通常1時間程度で復旧するものの、今回は4時間とかなり手こずっていたようですね。
30000系車内に装備されている液晶ディスプレイもしっかりと守口行きに対応しています。
撮影:とさろく様
22系の初期タイプ方向幕での「守口行き」。こちらはこれまでも何度か表示されています。
ナンバリングが入った新タイプの「守口行き」方向幕。イベントでは表示されていたのかもしれませんが、営業運転ではおそらく初めてでしょう。
撮影:とさろく様
30000系の守口行き。こちらもおそらく初めての表示ですね。
幕回しが出来る方向幕と違って、LEDは本当に表示されている場合でしか見れないので非常に貴重なカットです。
音声も対応
ちなみに、こういった不測の事態に備えて自動放送も「守口行き」に対応しています。(動画)
ただ八尾南駅では終始簡易放送だったようで、女声による「守口行き」は流れなかったようです。
関連リンク
たかしまのーと「11/27 谷町線信号トラブルによる守口行き」