今年3月から運行を開始しているオンデマンドバス。
その利便性から利用客数はなかなか上々のようで、累計25,000人ものユーザーに利用されています。
これら実績を踏まえ、既報通り本日12月1日から生野区東部地域(千日前線小路・北巽・南巽の3駅周辺)、平野区瓜破地域(谷町線喜連瓜破駅・出戸駅南部周辺)へオンデマンドバスの運行を拡大することになりました!
新しいバス停は?
新規地域への運行は既存エリアを拡大する形で行われます。このあたりは8月に発表されたプランをそのまま実現した形です。
生野東部エリアへは生野エリアのバスが、平野瓜破エリアへは平野Bエリアのバスが拡大運転する形となります。
生野東部エリアの新しいバス停
・地下鉄小路(既存バス停)
・北巽バスターミナル(既存バス停)
・地下鉄南巽(既存バス停)
・巽東三丁目東
・巽東緑地公園東
・巽大地公園
他多数<こちらから確認可能です>
瓜破エリアの新しいバス停
・地下鉄喜連瓜破(既存バス停)
・高野大橋(既存バス停)
・平野瓜破東郵便局
・平野区子ども・子育てプラザ
他多数<こちらから確認可能です>
オンデマンドバスは、実際に利用した方の満足度は高い反面、知名度がめちゃくちゃ低いのが欠点。
エリア拡大でその認知度が向上すると良いのですが……(そして私の住む区まで運行エリアが広がるといいのですが…)
オンデマンドバスの8月時点のデータによると、満足度は生野区で70%、平野区で96%を誇るのに対し、認知度は17%(生野区)・20%(平野区)に留まっています。
増車される?
エリアが広がると必要な車両数も増えるのですが、今回のエリア拡大でバスは増車されるのでしょうか。
現在のところ各エリア合計で14台ほどが配備されていますが、「時間によってはなかなかこない場合もある」という不満もあっただけに少し心配なポイントです。
オンデマンドバス 合計車両数
1号車 ハイエース・01-7001
2号車 ハイエース・01-7002
3号車 ハイエース・01-7003
4号車 ハイエース・01-7004
5号車 ハイエース・01-7005
6号車 ハイエース・01-7006
7号車 ハイエース・01-7007
8号車 ハイエース・01-7008
9号車 ハイエース・01-7009
10号車 ハイエース・01-7010
11号車 ハイエース・01-7011
12号車 ジャパンタクシー(南タクシー所属)・01-5670
13号車 NV200(梅田交通第三所属)・01-8954
14号車 NV200(梅田交通第三所属)・01-8957
定期券プランもスタート
あわせて、オンデマンドバス乗り放題のデジタル定期券サービスを明日2日よりスタート。
月5,000円で指定エリアのオンデマンドバスが1ヶ月間乗り放題となります。
オンデマンドは1乗車210円ですから、24回の乗車で元が取れる計算になります……なかなかヘビーな条件ですね…
関連リンク
参考文献
Osaka Metro『オンデマンドバスの運行エリア拡大やデジタル定期券サービスなど Osaka MetroのMaaS がさらにサービスアップします』