2022年1月4日、御堂筋線用10A系第23編成(1123F)が中百舌鳥検車場から北加賀屋にある緑木検車場まで回送されました。
前例と照らし合わせると、恐らく廃車であるものと見られます。
今回廃車された10-23編成は、初めて10A系化(VVVF化)された車両でもあります。
10A系は2022年頃までに全編成が廃車となる予定で、残る本数は3編成となっています。
思い出が色々と。
留め置かれる1823F。10A系23編成は、最も早く10A系に改造された車両です。
2007年3月9日、VVVF化を終えて試運転を行っている最中の1123F。もう14年も前の話なのですね…。
当時は追いかけるのに苦労した電車でもあり、こうして最後の時を待つ姿を見ると往時を思い出して懐かしくなります。
1123の動画は見つけたものの、画像粗……
四つ橋線の放送が懐かしい pic.twitter.com/ZtD5t7iLHW— Osaka-Subway.com/鉄道プレス (@OsakaSubwaycom) May 25, 2021
当時の試運転の動画がこちら。
ちなみに、当該編成に挟まる1723号車は元々10系03編成の一部(1603)だった車両を再利用したもので、現在に至るまで唯一残っていた、10系前期タイプの車体でもありました。
今回の廃車で10A系の最古参車両は1123Fとなり、総本数は残り3本となっています。
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