シリーズ「駅探訪」。
大阪メトロの各駅の写真を紹介していく記事で、撮影などでふらっと訪れた駅についてあれこれ掲載していく、いわば駅紹介ですね。
第4回はコスモスクエア駅です!
路線 | 中央線・ニュートラム |
---|---|
開業日 | 1997年(平成9年)12月18日 |
仮駅名 | 海浜緑地 |
所在地 | 大阪市住之江区南港北1丁目 |
ホーム形状 | 中央線:1面2線 島式 ニュートラム:1面2線 島式 |
管区 | 東梅田管区 |
構造 | 地下駅(ニュートラム上層、中央線下層) |
駅構内
中央線
コスモスクエア駅は、1997年に大阪市の第三セクターである「大阪港トランスポートシステム(OTS)」によって開業しました。
別会社による初乗り運賃の二重加算で不振に陥っていたことから2005年に大阪市交通局へと吸収され、運賃も統合されました。
未来的なこの名前は、1988年に市民公募によって決定。
但し、当初のコスモスクエア駅は現在のトレードセンター前駅につけられる予定で、当駅は「海浜緑地駅」の計画でした。
駅前にある広場にも「コスモスクエア海浜緑地」という名前がついています。
駅はオーソドックスな島式1面2線ホーム。
途中にニュートラムホームがあるので、地上階までは長い3つのエスカレーターで接続しています。
上から見るとこんな感じ。
発車標は中央線のオーソドックスなLCDディスプレイ。「学研奈良登美ヶ丘」が詰め詰めで書かれています。
元々「海の駅」をイメージして作られたこの駅は、床タイルに魚模様が埋め込まれています。
OTS時代には海遊館が出張して小さな水槽も設置されていました。
ニュートラム
ニュートラムも同じく、島式1面2線のホーム。
番線は中央線からの連番になっており、3・4番線が充てられています。深夜時間帯は4番線を休止し、3番線のみで折返しが行われていました。
ちなみに僅か2駅の運行にも関わらず、最終中ふ頭行きは9名が乗車。意外と乗車していることに驚きでした。
発車標は2012年にリニューアルされた日立製作所製のLEDタイプ。アンチエイリアスも適用されて綺麗なフォントになっています。
この駅のスピーカーはやや独特で、駅構内全てにスピーカーがあるものの、実際に鳴動するのは中央部2・3ヶ所だけのようです。録音される方は注意してくださいね。
地上部
コスモスクエア駅は、交差する道路との関係でやや複雑な構造となっています。
一旦橋上まで上り、その後再びエスカレーターで地下まで降りた後、更にホームのある地下階まで降りていく…というルートです。
駅にはバスターミナル・タクシー乗り場も完備。イベント開催時や南港・咲洲地区の交通拠点としても機能しています。
ちなみに、コスモスクエア駅は海の目の前ということもあり、階段を降りるとすぐそこがマリンビュースポットでもあります。
放送時刻(音鉄向け)
・学研奈良登美ヶ丘行き最終 23:25~予告放送(23:32発)
・長田行き最終 23:45~予告放送(23:48発)
・森ノ宮行き最終 0:14?(0:17発)
・中ふ頭行き最終放送 0:06(4号フォーマット)
・中ふ頭行き停車中放送 0:08(NTフォーマット)
バックナンバー