Osaka Metroは、2022年10月1日~12月11日の間、「Osaka Metro Group フェスティバル2022」を開催すると発表しました。
これはグループ全体でのイベントとして、スタンプラリーや大阪シティバスの運転体験イベントなど、これまでになかった催しも新たに含めた大掛かりなイベント開催となります。
イベント内容は以下の通りです。
・緑木検車場見学イベント
・謎解きスタンプラリー
・2つの車両基地見学、および秘密のトンネル体験
・大阪シティバス運転体験イベント
・京橋コムズガーデンでのキッズイベント
毎年行われている緑木検車場公開イベントとは少し趣きが異なるように見えますね。順に見ていきましょう。
①緑木検車場見学イベント
緑木車両工場の見学コースと、近距離モビリティ体験コース(+市電保存館の見学)の2コースで体験イベントを実施します。
車両工場見学コース
Osaka Metro 緑木車両工場で地下鉄車両の吊り上げ作業や市電保存館の見学等。
時間 :9時から16時
参加費 :大人(中学生以上)1,500円(税込み)
小児(小学生)800円(税込み)
幼児(3歳以上小学生未満)500円(税込み)
※1日乗車券交換券付き(幼児を除く)
定員 :600人(事前応募制)
応募方法:チケットぴあで購入近距離モビリティ体験コース
近距離モビリティ(電動キックボード)の体験や、市電保存館の見学等。
時間 :9時30分から16時
参加費 :1,000円(税込み)
※1日乗車券交換券付き。
定員 :108人(事前応募制)
※小型特殊免許所持者(普通自動車免許可・原付免許不可)に限る。
応募方法:チケットぴあで購入
これまで行われていた緑木検車場公開イベントでは、車両工場・市電保存館・地下鉄吊り上げなどが自由に行き来出来ましたが、車両工場見学コースに関しては市電保存館も見学が可能とのことです。
一方、近距離モビリティ体験コースに関しては車両工場が見学可能との記載がありません。
②謎解きスタンプラリー
Osaka Metroの各駅や沿線にある6箇所のスポットを回って、Osaka Metroにまつわるトリビアを学びながら謎解きしてデジタルスタンプを集める…という趣旨のスタンプラリーです。
開催期間:2022年10月14日(金曜日)から12月11日(日曜日)
開催場所:Osaka Metro の駅およびOsaka Metro 沿線
参加費 :無料
定員 :なし
参加方法:詳細は後日特設サイトで公開
③2つの車両基地見学、および秘密のトンネル体験
森ノ宮駅から特別列車に乗車し、2つの車両基地見学を行います。
森之宮検車場では車体洗浄や通常の列車では走行しない秘密のトンネルを体験した後、緑木検車場では車掌体験や避難体験を実施します。
開催日 :2022年10月16日(日曜日)
時間 :9時から13時頃
開催場所:Osaka Metro 森之宮検車場・緑木検車場など
参加費 :大人(中学生以上)3,500円(税込み)
小児(小学生)、幼児(3歳以上小学生未満)1,800円(税込み)
※別途1日乗車券の提示が必要(幼児を除く)
定員 :100人(事前応募制)
応募方法:チケットぴあで購入
特設サイトによると、森ノ宮駅に集合して緑木検車場にて解散とのことですから、
森ノ宮→出庫連絡線→(中央線)→本町→3・4号連絡トンネル→(四つ橋線)→北加賀屋
というルートで走行していくものと思われます。3・4号連絡トンネルを通れるのは魅力的ですね!
④大阪シティバス運転体験イベント
個人的に一番楽しそうだなと思ったのがこれ!
港トレーニング場にあるバス専用コースで、大阪シティバスの運転体験が出来るというものです!
開催日 :2022年11月3日(木曜日・祝日)
時間 :10時から16時頃
開催場所:港トレーニング場
参加費 :10,000円(税込)
定員 :20人(事前応募制)
※普通自動車免許所持者(AT限定免許可)に限る。
応募方法:チケットぴあで購入
なお、バス車両の展示や中古部材の販売も行うそうです。
⑤京橋コムズガーデンでのキッズイベント
最後はこれ。
大阪交通労働組合が所有する1/10スケールのミニ地下鉄への乗車体験(有料)など、子供向けのイベントを京橋コムズガーデンにて開催するようです。
開催日 :2022年10月1日(土曜日)
時間 :11時から15時
開催場所:京橋コムズガーデン(Osaka Metro 長堀鶴見緑地線 京橋駅4号出口出てすぐ)
参加費 :無料
※「ミニ地下鉄乗車体験」のみ有料(大人(18歳以上)・小児(小学生)・幼児(3歳以上小学生未満)300円<税込>)
定員 :なし
※「ミニ地下鉄乗車体験」のみ定員:280人(事前応募制)
参加方法:事前応募は不要です。当日、京橋コムズガーデンへお越しください。
※「ミニ地下鉄乗車体験」のみ、事前にチケットぴあでの購入が必要になります。
100形はどうなる?
昨年5月にお伝えした、「100形105号車を動態化出来るよう整備している」という話がありましたね。
2020年・2021年共にオンラインでの開催となりその動向が不明でしたが、果たして今回の2022年のイベントでその答え合わせが出るのでしょうか…!?
本当に動けるようになるとすると、50年ぶりに御堂筋線の「初号機」が復活することになります。
関連リンク
「Osaka Metroフェスティバル2019(緑木検車場公開)」を開催!今年は100年前の路面電車が走れるようになって復活!
参考文献
Osaka Metro『「Osaka Metro Group フェスティバル2022」を開催します』