2022年9月25日、夢洲で行われた「レッツゴー万博2025カウントダウン3〜夢洲超花火〜夢洲超花火」の輸送対策として、中央線・ニュートラムにて臨時列車が運行されました。
事前には公開されていませんでしたが臨時列車は2時間半程度設定され、近鉄車による「森ノ宮行き」「長田行き」も運行、更に大阪府警や大阪メトロ関係者のバックアップもあるなど万全の体制が採られていました。
ただ、思ったよりも人出はなく、1時間程度で早くも殆どの乗客が捌けた状態でした。
臨時列車の内容
送り込み
臨時列車はコスモスクエア20:37からスタートなので、それに対応して送り込みの列車が運行されました。
送り込みは基本的に地下鉄車両で、20系・24系・30000A系が万遍なく用いられていました。
大阪港駅では駅員さんの立哨6人、コスモスクエア駅では駅員さんの立哨2人に大阪府警の警察官が20名程度、本部関係者らしき方が5名程度見られました。
送り込みは数本あり、コスモスクエアでは普段見れないようなどん詰まりの光景も…笑
近鉄車によるレア運用
今回の臨時輸送では近鉄車両も応援にやってきました。普段は見ることが出来ない「森ノ宮行き」も登場
森ノ宮行き表示。
続いて長田行き。どちらも通常では運行されない(近鉄線内に行かない為)運用です
長田行き表示。
コスモスクエア駅に掲示されていた時刻表。今回のダイヤは事前に公表されず、当日に現地にて発表となりました。
基本的には通常ダイヤの合間に森ノ宮行き・長田行きを挟む形での臨時運用で、20時29分~23時12分の間までおよそ2時間半でした。
その他臨時運用
最初の臨時運用は20-36からスタート。この日は臨時輸送にあわせて夕方時点で運用の差し替えも行われていたようです
20時29分発の森ノ宮行き。臨時の初発運用にあたり、通常ダイヤでは設定がありません
20-06の森ノ宮行き。
30000A系01編成による長田行き。
ご覧のように21時時点では既に花火客の姿はなく、2時間半の臨時設定も杞憂に終わったようです。
ニュートラムでも臨時輸送がありました。運用的には通常と同じで住之江公園⇔コスモスクエアのピストン運転が行われていました。
駅での対応
会場最寄りとなったコスモスクエア駅では、地上階に繋がるエスカレーターが閉鎖されていました。
ニュートラムへの乗換エスカレーターは上りのみが閉鎖。
出口関係も閉鎖されており、出口は1番出口のみ、入口は2番出口のみに制限されていました。
ご覧のように、コスモスクエア駅はバリケードで誘導されていました
地上部では救急車が待機。
また警察車両による誘導も行われていました。
大阪港駅ではゴミ箱が塞がれ、代わりにダンボールのゴミ箱が用意されていました。ただしそこまで埋まることはありませんでした