通常運行では走らない、大阪メトロの珍しい行先の電車をまとめました。
御堂筋線
梅田行き
そもそも梅田行きは2013年まで定期ダイヤとして設定されていました。
2020年12月に停電によって千里中央~梅田間で臨時列車を運行。
定期ダイヤ時代
停電時(2020年)
10A系引退間際というタイミングで起こった
21系も難なく対応。
史上初となる北大阪急行車両による梅田行きも設定。
なんば行き
なんば行きは、これまで3度発生しています。
一度目…2013年10月11日18時50分頃、中津~西中島南方間で自動車が衝突して破片が第三軌条へ侵入した影響。
二度目…2021年6月10日5時57分頃、梅田駅2番線ホームへホームドアを設置する際に櫛状のゴムスロープと電車が接触した影響。
三度目…2023年3月29日の1時58分頃、電気系のトラブル(第三軌条の脱落)で発生。
一度目
第三軌条に破片が飛び散り異物の除去を行う必要から、当該区間の電気を落とす必要があったのが理由です。
電気系統の分断地点であるなんば~なかもず間での折り返し運転が行われました
二度目(2021年)
三度目(2023年)
谷町線
東梅田行き
2023年11月5日6時23分頃に発生した事故の影響で、朝ラッシュに差し掛かっていたこともあるのか、急遽東梅田~八尾南間で折り返し運転が実施されました。
撮影:新御堂筋様
谷町九丁目行き
2010年3月29日、谷町線阿倍野駅付近でのケーブル破損により、大日~谷町九丁目で折り返し運転を実施。
谷町四丁目行き
長原行き
こちらはイベントで表示された珍しい行先。
守口行き
撮影:七鶴様
1997年頃、大日駅構内のポイントが故障したことで、急遽設定された守口行きです。
この他、守口行きは2020年11月27日に大日駅での信号故障でも運行されており、大日延伸後では二度運行されたことになります。
四つ橋線
玉出行き
2019年5月30日16時頃、北加賀屋~住之江公園駅間において軌道設備不具合の影響により、一時的に四つ橋線が全線運休しました。
その後、問題がなかった玉出~西梅田駅間のみが先行的に運行を再開し、普段は登場しない「玉出行き」が運行されました。
中央線
阿波座行き
台風の影響で高架区間の運転がストップした影響で、中央線ではコスモスクエア~阿波座間を運休し、長田~阿波座間でのみ運行しました。
日付は以下の通り。結構な頻度で出てますね…。
・2018年8月15日、9月4日、9月30日
・2023年8月15日
新石切行き
2024年6月28日~29日の終日、近鉄けいはんな線東生駒トンネル入口周辺で土砂崩落があり、土砂が線路にかかった影響で、学研奈良登美ヶ丘~生駒間で運休。
支障のないコスモスクエア~新石切間でのみ運行が行われました。
千日前線
今里行き
通常は野田阪神行きと南巽行きのみの千日前線ですが、毎年「なにわ淀川花火大会」と「大阪マラソン」時のみ、今里行きが設定されています。
阿波座行き
2019年12月から、大阪マラソン臨時輸送の一環として阿波座行きの臨時列車が運行されるようになりました。
長堀鶴見緑地線
京橋行き
京橋行きは定期運行がなされていた以降だと、臨時で2度発生しています。
一度目…2010年3月15日6時頃…運転士がATCスイッチを切り正面衝突寸前の重大インシデントを起こし、11時頃まで大正~京橋間で折り返し運転
二度目…2020年7月25日13時26分頃、設備損傷により門真南~京橋間で折り返し運転
二度目の様子
2020年7月25日13時26分頃、長堀鶴見緑地線ドーム前千代崎駅において架線の支える碍子が損傷した影響で、約2時間半に渡って門真南~京橋での折り返し運転が行われました。