2023年3月より、御堂筋線淀屋橋駅のリニューアル工事がスタートしています。工事施工は銭高組です。
今回、駅の核となるドーム型屋根が姿を表し始めていて、オフィス街らしい非常にスマートなデザインとなっています!
現地の様子(南半分)
8月時点での現地の様子。工事は北半分と南半分でプロセスが異なっており、今回姿を見せ始めているのは南半分のホームです。
この南半分は、開業時に小さな修理工場である「淀屋橋出張所」として開設した場所でもあります。
最南端部の様子。白い壁面とLEDスポット照明が徐々に姿を見せていますね。
最南端部から北方向へ向けての様子。
重厚な雰囲気の心斎橋とはまた異なり、オフィスらしいスマートでさっぱりとした色合いです。
壁面工事はまだまだこれからといったところ。一部で大理石を用いた艶のあるものが姿を表し始めています。
シャンデリアが…!!
淀屋橋駅の核となる新しいシャンデリアが、ついに姿を表し始めました…!
かつての淀屋橋駅のシャンデリアは、蛍光灯を用いたこんな感じのものでした。
…なんか……増えてね…????
デザインはそのままに、小型化して3つに分裂したかのようですね。
北半分
順調に工事が進捗している南半分とは対照的に、京阪電車や大阪市役所との連絡口である北半分の工事はまだまだこれからといったところ。
既存のパネルを剥がし終え、壁面用の支柱を組んだ状態です。
中階連絡口もご覧の状態。
このタイル、昭和30年当時からずっとこのままなんでしょうかねぇ。
工事期間は2023年3月上旬から2025年4月下旬まで。
2年をかけた大規模なグランドリニューアルとなります。
完成イメージ図
出典:大阪メトロ
完成イメージ図はこんな感じで、デザインコンセプトは「アーチ構造の象徴」です。
大阪メトロによると、
古くから政治・経済の中心地として大阪を支えてきたこのエリアの伝統と格式を、重厚感のある石材やモノトーン基調で表現し、現状のシャンデリアを記憶のモニュメントとして踏襲しつつ、これまでの資産をモダンに再生します。
出典:大阪メトロ
というテーマになっています。
現行のアーチ状ホームとシャンデリアはそのままに、壁面・柱には重厚感のある石材として表現。補完照明としてLEDランプを入れ、清潔で美しい白い壁面がモチーフとなっています。