2024年9月8日、Osaka Metroと阪急電鉄は合同で、東吹田検車場での有料撮影会『Osaka Metro ×阪急電車「特別列車乗車&検車場撮影会」』を実施しました。
このイベントは午前に阪急正雀車庫で、午後は大阪メトロ東吹田検車場でそれぞれ撮影会を実施するものです。
通常では表示されない「特急/嵐山」を66系が出していた他、普段は入線しない阪急電車を特別に入れるなどのイベントが実施されました。
参加費用は大人15,000円、子供10,000円でした。
特急/嵐山
阪急3300系と特急/嵐山を出した66系。
営業線ならともかく、東吹田検車場での並びは非常にイレギュラーなものです。
特急/嵐山表示はROM更新で出せないと思われましたが、66611Fにはまだ残っているようです。
こちらはピット内。現在リニューアル中の66612Fがピカピカな状態で鎮座していました。
こちらは66615F。幕をぐるぐる回していたようです。
その中には「普通/動物園前」の表示も。何かしら使うことはあるんでしょうか…
車内LEDでは「停電中です」の表示が出されていました。こんなんも用意されてるんですねぇ…
御堂筋線30系に入っていたとおぼしき方向幕。なぜ東吹田検車場に…?
2003年に行われたイベント「タイムトレイン」のヘッドマークが並べられていました。
来場記念のカードも貰えたようですね。 撮影:あるふぁペッペー様
課題も
…以上でご紹介した限りでは一見良いイベントだったように見えますが、参加された方の意見を見ていると満足度が低い撮影会だった…との報告があります。
例えば
・方向幕の幕回しや行先表示は顧客から指示出来なかった
・前照灯の点灯は不可
・ピット内に鎮座していた66615Fの車内放送は北千里行きを流しているだけ
…だったりと、確かに今ひとつ趣味的に見て物足りないものだったようです。
無料ならともかくお金を取る有料撮影会ですから、このあたりはもう少しなんとか出来なかったのかなと感じます。