Osaka Metroから、野田阪神駅 2番線にあるG階段の閉鎖が11月2日から開始されると告知されています。
この工事理由が、どうもエレベーター設置工事によるもののようです。
単なるEV工事ではない?
一見ホームへエレベーター設置工事を行うだけのものに見えますが、実は千日前線の運用的には結構大きい事案。
というのも野田阪神駅2番線は
・下車専用ホーム
・1日あたりの入線する列車が僅かなこと
・エレベーターが設置されていない
ことから、エレベーターを必要とする乗客向けに各駅の時刻表に「野田阪神2番線着」とわざわざ但し書きが行われています。
ホームドアにも、わざわざこのような掲示がなされています。
平日には朝4本、夕6本を設定。土休日も朝1本、夕2本が設定されています。
こちらが野田阪神2番線ホーム。
元々は野田阪神から神崎川方面への延伸が計画されていた関係で、かなりの乗降客が見込まれており、谷町線天王寺駅のように上下線を分離する相対式ホームとして作られました。
しかし、野田阪神で建設が打ち切られていたことから今ひとつその仕様を発揮できず、2番線ホームはやや宙に浮いた形となっています。
千日前線の運用を追いかけていた時期は、この「野田阪神2番線ホーム発着」の時刻表を参考にしていたこともあったのですが、今後EVが付くとなると時刻表での掲示もなくなりそうですね。
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