大阪・関西万博のアクセス路線となる中央線堺筋本町駅では、現在リニューアル工事が進んでいます。
実はこの駅は、当初発表された9駅のリニューアルプランには入っておらず、後に追加されたものとみられます。
工事完了予定は、2025年2月末となっています。
テーマは「船場文化」
現地提示のポスターの様子。テーマは「船場文化」で、以下のように説明があります。
船場の文化・交通・物流の交わりを格子で表現しています。手仕事感が残る木彫パネルと先進素材であえりながら
暖かみのあるチタン素材により和風モダンさと匠の交わりを表しています。
新たに設置する可動式ホーム柵のステンレスなどの異素材と調和させ、
歴史をベースに未来へと飛躍する船場を力強く表しました。
船場といえば大阪商人の中心となる場所。歴史的な経緯を感じさせるプロダクトになりそうですね。
現地の様子
以下、現地の様子を見ていきます。
こちらは2番ホームの様子。壁面改修工事はほぼ終わっており、駅名標部分のみがぽっかり開いた形となっています。
ホーム側から見た駅の様子。
壁面は綺麗になったものの、まだ天井が取り換え中なこともありどこか中途半端な状態ですね…
このアングルで見たら綺麗になっていることがわかります。
ただ、ホーム側の壁面についてはまだ手がつけられておらず、汚れたタイルが姿を見せています。
床の工事も中途半端な状態です。
続いてこちらは1番線の様子。
基本的にはあまり2番線と変わりないですが、一部でホーム側壁面と床工事が完了しており、その場所についてはリニューアルを感じさせるものとなっています。
谷町四丁目方には、チタン素材のパネルが試験的に付けられています。
ホームの様子。こちらは床面工事が完了しており、2番線よりも綺麗な雰囲気です。
公営時代の地下鉄駅、といった雰囲気ですね…。
柱部分の様子。
本町のリニューアルではここを活かして間接照明を充てる予定ですが、堺筋本町については全てをウッドパネルで埋めてしまう予定です。
その他
イメージリリースによると、駅改札部にも手が加えられるとのことです。
あと半年程度しか工期がありませんが、果たしてどう変わるんでしょうか…?