撮影:新御堂筋様
いよいよ今日から、大阪メトロ・大阪シティバスによる自動運転バスの運行がスタートしました!
この取り組みは、将来的に自動運転レベル4を目指す社会実装の一環として、森之宮検車場内に作られた「e METRO MOBILITY TOWN(イーメトロ モビリティ タウン)」へのアクセス向上と、森之宮エリアの周遊性向上を目的としています。
自動運転のレベルについて
自動運転には、国土交通省が定義したレベル1~5までの5段階があります。
その内訳は以下の通りです。
レベル1 「運転支援」 …運転は人が主体。クルーズコントロールなど、システムが縦方向又は横方向のいずれかの車両運動制御のサブタスクを限定領域において実行。
レベル2 「部分運転自動化」 …運転は人が主体。一部環境下で、ハンドルを離して運行出来る。スバルのアイサイトやホンダ・センシングなどが実例。
レベル3 「条件付運転自動化」 …運転はシステムが主体。GPSやセンサ、車内カメラなどで運転を統括的に管理しするが、いつでも人と交代出来るようにしておくのが条件。ホンダやメルセデス・ベンツが一部車種で採用。
レベル4 「高度運転自動化 」 …運転はシステムが主体。システムが全ての動的運転タスク、作動継続が困難な場合への応答を限定領域にて実行 。大阪メトロが目指すのはここ。
レベル5 「完全運転自動化」 …完全な自動運転システム。
未来へ向けて発進
撮影:新御堂筋様
森ノ宮駅前に到着した自動運転バス。
車両自体は近年導入されているEVバスと同じモデルですが、車体上にカメラがついています。
撮影:新御堂筋様
側面表示機。京橋から森ノ宮駅を経て、中道を経由し森之宮一丁目(森之宮検車場付近)までを走行します。
撮影:新御堂筋様
車内には大型液晶モニタが2つ設置され、自動運転がどのように実施されているのかをモニタリングできるようになっています。
撮影:新御堂筋様
走行中の様子。残念ながら第一便はエラーが起こり、急遽手動運転に切り替わったようです。これからですね。
撮影:新御堂筋様
また、車内には自動運転の啓発広告が多数設置されていました。
表示の様子
今回新しく用意された「森之宮一丁目」行きはこんな感じ。 撮影:新御堂筋様
京橋駅前の表示。同じルートを折り返すのではなく、ループ状に走行しています。 撮影:新御堂筋様
撮影:新御堂筋様
後部表示。どちらも少し控えめな表示ですね。 撮影:新御堂筋様