森之宮検車場内に出来た、未来モビリティ体験型テーマパーク「e METRO MOBILITY TOWN by Osaka Metro」。
……長いし検索にも不向きなので、ここでは「モビリティタウン」としましょうか。
(大阪メトロの横文字好きが今に始まったことではありませんが、流石に表記しづらい…)
モビリティタウンは現在無料のプレオープン中で、一足先に車庫内での自動運転バスや、20系車両を眺めることが出来ます。
ということで、無料のうちにちらっと様子を見てきました。
20系を活用した展示
まずは地下鉄ファン・鉄道ファンのみなさんが気になっているであろう、20系の展示がこちら!
うおおお…情報量が多いぞ~……1つ1つ見ていきます。
まずはコスモスクエア方の先頭車であった2606号車。この車両だけは綺麗に洗浄が行われ、原型のまま展示されていました。
「サステナトレイン」として飲食&休憩スペースとして活用されるようです。
一方、それ以外の中間車については、ラッピングによる展示?が行われていました。
「ミライ体験エリア」として、それぞれ以下の内容のアトラクションになっているようです。
・ニュー・ワールド・シアター(2906号車)
・ヒストリー・オブ・モビリティ(2206号車)
・新アトラクション(4月から、2306号車)
・キッズトレイン(2806号車)
・コラボ企画トレイン(2106号車)
・サステナトレイン(2606号車)詳細はマップより
次位の車両であるにはこれまでの大阪市交通局の歴史が掲載されたものとなっています。
これは歴史リスペクトを感じて良さげですね~
この他、中間車両の前部には「NEWCITY」と書かれたカバーが掛けられていました。
何かしらのテーマをもって順に展示を行う感じでしょうか。
…で、Xにキメラ合成と上げてめちゃ話題になった 「アンパンマン、新しい顔よ~!!」ならぬ、「20系、新しい顔よ~!!」な2906号車。
何故か400系の顔だけがひっつけられていますが、ここでは未来の大阪のプロジェクションマッピングを行うようです。
反対側からの様子。少しだけ400系のボディも描かれているようです。
自動運転バス
プレオープンのもう一つの目玉として、パーク内を自動運転バスが走っています。
PRでは小型のEVバスでしたが、現在走っているのは大型車両の方です。
先日ご紹介した「試験運行中」表示で走っているバスの正体はこれでした。
バスは10~15時までの間、毎時4本が設定されています。
時間 | 時刻表 |
---|---|
10 | 5・25・35・50 |
11 | 5・25・35・50 |
12 | 5・25・35・50 |
13 | 5・25・35・50 |
14 | 5・25・35・50 |
15 | 5・25・35・50 |
液晶モニタは業務的な「試験運行中」の表示でした。
運転席後ろについているモニターでは、自動運転中かどうかを知らせてくれます。
また、障害物や周辺の道路状況などを逐一LiDARで読み取り、マッピングして表示しているようです。こりゃすごいな…
わかりづらいですが、運転士さんが手放しでバスを走らせています。実際見るとちょっと感動…笑
ただ、自動運転バスの体験時間はちょっと冗長というか、長いです。
コースを2周するのですが、同じコースをぐるぐるするだけなので正直1周でもいいかな~という感じでした。
これがプレハブ!?
地味にびっくりしたのがトイレ。
西尾レントオールが手掛けているらしきこのプレハブっぽい建物、そこまで期待してなかったのですが…
!?!?!?!?!?!?!?!????????!
な、なんですかこの綺麗さは……エアコンまでついてるし。
モビリティタウン内でトイレに行きたくなっても安心ですね。
EVカート
今回私は乗りませんでしたが、パーク内のメインスポットの1つとして「EVカートサーキット」が用意されています。
※このアトラクションのみ有料です
カートはあのTOM’Sが協賛してるっぽく、結構本格的でした。
TOM’Sは、トヨタ系のパーツを製造・販売しているチューナーです。
SuperGTなど著名なレースでよくPRしており、「TOM’Sスープラ」などご存知の方も多いのではないでしょうか。
プレ中も楽しめる
ということで、モビリティタウンのプレオープンイベント、いかがでしたでしょうか。
無料で入れるとしては結構楽しめるなぁと印象でしたが、まだ設営中だった箇所も多く、やっぱり本格オープンしてからもう一度来たいところです。
プレオープンは2024年12月27日まで。毎週木曜日は休日なので注意してくださいね。