1997年の延伸以来、30年近くに渡って中央線の行先として親しまれた「コスモスクエア」行きですが、1週間後に迫った1月19日の夢洲延伸に伴い、ほぼ全ての列車が「夢洲」行きへと切り替わります。
千里中央行きの時と異なり、今回は深夜に1本だけ維持されますが、これまでのように日常的にコスモスクエア行きを見る機会がなくなる他、大阪メトロ・近鉄車のどちらかでは完全消滅する予定です。
電車のスケジュールは、大阪メトロ車両・近鉄車両で固定化されています。
この為、コスモスクエア行きが1本しかない=大阪メトロ車か近鉄車かのどちらかということになります。
夜間にコスモスクエアで留置することを考えると、この運用は大阪メトロ車が濃厚で、近鉄車が姿を消す可能性が高いと言えます。
…ちょっぴり名残惜しさもある「コスモスクエア」行きを、延伸1週間前の今日に振り返ってみようと思います。
色々なコスモスクエア
400系によるコスモスクエア行き。既にホームドアが設置されており、このアングルでは撮影できなくなっています。
地上駅でのコスモスクエア行き。今後は深夜帯での運行になるので、こういった日中の光景は撮影できなくなります。
こちらは30000A系によるコスモスクエア行き。行き先表示機が大きいのでわかりやすいですね。
現在は当たり前に見えますが、万博閉幕後に谷町線へ転属する為、2022年から僅か3年だけの運用ということになります。
消滅の可能性が高い、近鉄車によるコスモスクエア行き。
2005年頃に行先表示機がLEDへ改造されましたが、20年で幕を閉じることになりそうです。
こちらは最近登場したフルカラーLED車。これも30000A系と同じぐらい僅かな期間のみとなりそうですね…。
7020系によるコスモスクエア行き。
LEDは点滅周期が短いので、高速シャッターを切るとこんな感じに途切れてしまうのがネックです。
「COSMOSQUARE」の大文字表記もこれで最後…かぁ
発車標についても撮り納め。深夜だけとなるので、こうした日中での表示はこれで最後ですね。
最後はOTS系によるコスモスクエア行きで締めましょう~
こうして見ると、開業以来様々な「コスモスクエア」がありましたね。
今年からは「夢洲」となりますが、今後延伸して見れなくなることが出てくるのでしょうか。