飛田新地に近い、飛田本通商店街の南端部の建物が一斉に解体されたことで、かつて遊郭にあった「嘆きの壁」が100年ぶりに姿を現しているそうです…!!
嘆きの壁といえばイスラエルのエルサレムにあるものが有名ですが、大阪にも同じ名前の壁があるようなので見てきました。
100年前の建築物
場所はあべのハルカスから南西部の、阪堺今池駅付近。ガバっと敷地が開いていますね。
この右に目線をやると、古びたコンクリートの壁らしきものが見えます。
高さ5m程度で、当時の遊女が逃げ出さないように作られた壁だそうです。逃亡防止を主眼としているので、上にいくほど脆く、薄く作られているのだとか。なので穴が開いてしまったんですね…
一部分では穴も開いていますね。
ちなみに「嘆きの壁」という言葉の初出は1974年に出版された「地図にない町の歴史 : わが愛する釜ケ崎」という文献に記載があります。
この辺の話を詳しく掘るとディープな世界になるので、鉄道サイトの当サイトではこの辺でやめておきます。・
ひとまず「歴史的にすごい壁が出てきたよ!」ぐらいの話なので、詳しく知りたい方は、BEのぶさんのサイトからどうぞ(笑)
場所
〒557-0001
大阪市西成区山王3丁目20−18