Osaka Metroは、大阪・関西万博へのアクセス路線である中央線について、2025年2月11日からワンマン運転を実施すると発表しました。
長堀鶴見緑地線、今里筋線、千日前線に続いて4路線目のワンマン路線となります。
会期中もワンマン
実は1月11日に行われたダイヤ改正時から、既に車掌さんがドアの開け閉めを行う様子が段階的に見られなくなっており、今回の発表は以前から計画されていたもののようです。
全駅ホームドア設置、およびTASC設置などの安全措置を実施した上での施策だそうですが、既にそれらを設置済みの御堂筋線では現在もツーマン運転が行われていることから、中央線ではそこまで混雑しないと踏んでいるのでしょうか…?
万博後からするならわかりますが、万博会期中もワンマンで通すのは少し驚きですね。
一応、万博会期中は駅社員を40名、警備員を100名配置するとしています。
また、早朝深夜間では森ノ宮~夢洲間でホームに保安員を、7時半~23時の間には車内に保安員を配置するそうです。
ちなみにワンマン運転を行っている路線は、このように「ワンマンステッカー」が取り付けられていますが、400系でも同じようにどこかへ付けるのでしょうか。
そうなると外観が変わるので早めに撮影へ行かないといけませんね…、
業界は人手不足…
鉄道業界は現在、人員不足が加速しています。
今日も名古屋鉄道において人員不足が報じられた他、熊本電鉄では「運転士不足で電車が増便できない」という深刻な問題も見られます。
大阪メトロのこれらは、将来的にそのリスクを鑑みて先手を打った省人化計画の一環であるものとみられ、今後も増えていきそうです。
関連リンク
参考文献
Osaka Metro「万博開催期間中における中央線の安全対策について」