日本経済新聞が大阪メトロの社長へインタビューを行い、その中で混雑してくることが予想される万博会期後半に、中央線の終電を延長する計画であることが示唆されています。
万博恒例
インタビューによると、
「万博期間中は需要に応じて終電延長をするつもりだ。会期の後半にイベントなどで混んできたら、1本電車を増発するなど対応しようとしている」
出典:日本経済新聞『大阪メトロ社長「大阪万博、会期後半には終電延長も」』、2025年2月7日
との言及があったようです。
現在の終電は0時13分の森ノ宮行きで、この時点でコスモスクエアに1本留置している電車がいますが、それを活用する形でしょうか。
かつて、1970年の万博では終電後に人が溢れて終電延長の対応を行ったことがありますが、今回もそういった対応がなされるようですね。
ただ、この時は人が多すぎて収拾がつかず、結局5万人以上の人が千里で取り残されることになりました。
詳しくは別記事で書いていますのでご覧ください。
コスモスクエア行き復活…?
また、記事中では万博閉幕後に夢洲駅への本数を大幅に減らすことも示唆しています。
――万博閉幕後、カジノを含む統合型リゾート(IR)が開業するまでは夢洲駅の利用客の落ち込みが予想されます。
「IRや万博跡地の開発に関わる工事作業員が利用することになるだろう。もちろん運行本数はだいぶ減らすことになる。
出典:日本経済新聞『大阪メトロ社長「大阪万博、会期後半には終電延長も」』、2025年2月7日
万博閉幕後は、IR開発や万博設備の撤去、再開発に伴い工事作業員の利用こそ見込まれるものの、殆ど無人島に近い状態であることもあり、運行本数は大幅に削減するとのことです。
中央線の都心区間自体は利用者がいて減便は出来ないはずなので、これはコスモスクエア行きの大幅な復活が果たされる感じでしょうか…?