谷町線東梅田駅南改札に直結している、大阪日興ビル。
ここに繋がっている7番出口は昔の「ひげ文字」などが存在していますが、残念ながらビルの再開発で姿を消すことになりました。
ビルは1972年築ということもあり、この時代に設置されたサインが未だに健在です。消滅前にその様子を見てきました。
日興ビル(7番出口)
こちらが日興ビルに残っていたひげ文字。美しい状態で残っていますね。
民営化でひげ文字やマルコマークは淘汰されていきましたが、こんなところにまだ残っていたとは…。
裏側はひげ文字ではありませんが、昔よく見たであろう黄色地の「出口」表記がありました。
また、駅外側は今のメトロ仕様ですが、
裏側はまだひげ文字が残っており、昭和を感じる標示板になっていました。
梅田セントラルビル(6番出口)
こちらは6番出口。外側へ向けたサインはひげ文字っぽいデザインで、昭和を感じるものです。
内部側の予数。こちらも一昔前のサインといった趣きですね。
階段途中には、ちょっと懐かしい大阪市営地下鉄時代のサインも残っていました。
このバランスの良い地下鉄マーク、懐かしいな…
他にも
この他、4番出口の途中にも地下鉄マークがあったりするなど、おそらくビル側が設置したサインが残っていました。
ビル内テナントの閉鎖は4月上旬を予定しているとのことですから、出口の閉鎖もそのころに行われるものとみられます。
残り少なくなっていますので、撮影はお早めに…。
(記事作成、写真:新御堂筋 校正:Osaka-Subway.com)