【駅探訪-013】谷町線 長原駅

【駅探訪-013】谷町線 長原駅

シリーズ「駅探訪」。

大阪メトロの各駅の写真を紹介していく記事で、撮影などでふらっと訪れた駅についてあれこれ掲載していく、駅紹介的なシリーズです。

第13回目は、谷町線 長原駅です。

路線 谷町線
開業日 1980年(昭和55年)11月27日
仮駅名 長原
所在地 大阪市平野区長吉長原東2丁目
ホーム形状 1面2線 島式
幅員8.3m
全長 160m
管区 平野管区
構造 地下駅
地表からの深さ -15.4m

 

概要

「長原」の文字が地下鉄の歴史に現れるのは、1971年8月14日に天王寺~長原間9.6kmの軌道免許を申請したところから始まります。

ところが、八尾市から「車庫用地提供の代わりに地下鉄駅を延伸してほしい」と打診があったことから、現在の八尾南駅まで延伸されることになりました。

 

駅はこの時期に開業したオーソドックスなスタイル。

アルミスパンドレル巻きの中間柱だけで支えており、ホームはすっきりとしています。

1番線(八尾南行き)。八尾南方には片渡り線(ポイント)が設けられています。

2番線(大日行き) ホームはやや湾曲しています。

2番線に到着する32601F。末端駅ということもあって人が少なく、比較的撮影しやすい駅ですね。

八尾車庫から出庫する列車が平日のみ朝夕4本づつ設定されており、長原始発列車として運行されます。

【長原始発列車の時刻表(2025年現在)】

平日朝…7:05、7:19、7:41、7:52
平日夕…16:44、16:51、16:58、17:04

 

1番出口の様子。裏手は長らく空き地でしたが、2025年3月にイオン系の「そよら」が開業予定となっています。

駅は、道路の東半分に寄せられて建造されていますが、寝屋川南部流域下水道が立体配置されている関係で使用できる道路下幅員が14.75mしかないことから、民有地下にも一部地上権を設定しています。

また、地下鉄掘削時には「長原遺跡」が発掘され、古墳時代の様々な埴輪などが出土しました。

 

関連リンク

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【駅探訪-003】谷町線 野江内代駅

【資料】大阪地下鉄の駅仕上げに使われた柱の種類について




書いた本



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