いよいよ開催まで、あと2週間に迫ってきた大阪万博!
会場となる夢洲では、開幕に向けて慌ただしく準備が進められています。
今日はそんな夢洲の現在の状況を、大阪シティバスなどの交通側を中心にお伝えしていきます!
たなびく国旗
活気に沸く夢洲駅を降りると、早速登場したのが各国の国旗です!
1970年万博の映像で見た風景が、2025年の現代になって甦りました。もう既に泣きそう
国旗の後ろにはWTCコスモタワーと、大阪シティバスとが並んでいます!なんという素晴らしい光景…
夢洲島内も万博の横断幕で彩られており、ワクワク感が高まります…!
ちっちゃいEVバス
夢洲駅の周囲をぐるぐるしてたのは、ちっちゃいEVバス「F8 Series4-Mini Bus」です。
このバスは1乗車400円の予定で、専用道路を自動運転で走行します。

バスはこのようなルートで走行します。
環状運転ではなく「リング西ターミナル」と「西ゲート北ターミナル」でそれぞれ折り返し運転が行われるようです。
[4]東ゲート南停留所から、[5」東ゲートへ試運転を行うEVバス。全長7mとポンチョ程度の長さです。
各国の国旗を横目に駆け抜けていくEVバスは、どこか誇らしげ。私も嬉しくなってきます。
大阪メトロは、万博会場内に臨時で「万博駐機場営業所」を増設するようで、数多くのバスが駐留していました。
自動運転バス
会場外でも万博に向けてテストが行われています。
こちらは自動運転の実証実験バス( F8 Series2-City Bus)で、EVバスとはカラーリングが異なっています。
攻めたデザインしますねぇ……
舞洲の車庫内をぐるぐるしていましたが、どうやら公道に出るようなので少し追いかけてみます。
公道に出た自動運転バス。一時停止が近づくと、慎重すぎるぐらいゆーっくりと減速して停車しました。
そのままぐるーっと右折して…
反対方向を向き、走り去っていきました。
ドア側のデザイン。行先表示機は「 [自動運転]試験運行中」となっています。
EVバスも試運転中
一方、すっかりお馴染みとなった、EVバスも試運転中です。ラッシュ時の御堂筋線レベルで、バンバンやってきます。
既に一部路線で投入が進んでいるEVMJの「F8 Series2-City Bus」。JR桜島から夢洲までの輸送を担当します。
こちらは、いすゞのエルガEV。この車両も同じくJR桜島駅までの輸送を行っています。
エルガEVは、現時点であまり数も多くないので興味津々。屋根上にずっしり各種機器が積まれています。
「F8 Series2-City Bus」の無塗装バージョンがやってきました。以前森之宮でも見た車両ですが、試験用の車両なのでしょうか…?
意外なデメリットも
ここまで新機軸を多数お伝えしてきましたが、万博には意外なデメリットも…。
それがこれ。
普段は閑古鳥が鳴いてい、トレードセンター前駅に位置するATCの駐車場ですが、万博開催期間中はなんと「上限なしの30分500円」という高値の駐車場と化しています。
大阪都心である中之島や梅田レベルの価格ですね…
この他、コスモスクエア駅前のコインパーキングも満車になるなど、既に駐車場を中心に価格高騰の影響が出始めています。
関連リンク
参考文献
- Osaka Metro『万博会場内・外周バス「e Mover」の乗車チケットを2025年4月1日(火曜日)から販売します』
- 大阪シティバス『組織図』