阪急の特急担当であった9300系(9310F)が、昨日のお昼ごろから堺筋線の車庫である東吹田検車場に姿を見せています。
担当違いだが…?
東吹田検車場全景。
基本的には堺筋線の車庫ということもあり66系だけが停泊している車庫なのですが、その末席に…
見慣れない栗色の電車が鎮座していますね。しかも堺筋線への運用に入らない9300系というのがまた驚きです。
阪急では現在京都線向け特急に2300系を導入中で、一部の9300系はロングシート化改造が行われています。
今回の9310Fの大阪メトロ車庫入線は、将来的な堺筋線乗り入れへの布石なのでしょうか…?
地下鉄では、トンネル内に熱が吸着して地下内の温度が上がることもあり、あまり抵抗車両は好まれません。
この辺りの事情は、エアコン導入期の文献でも度々取り上げられています。
堺筋線では既に全車がVVVFとなっていますが、乗り入れてくる3300系・5300系が未だに発熱の多い抵抗制御車両ということもあり、早期の置換が望まれます。
VVVF車両である9300系の投入は、地下トンネルに発熱を持ち込まない面から見てもありがたいですね。