万博シャトルバスが事故…自動運転バスのみ運行停止へ

万博シャトルバスが事故…自動運転バスのみ運行停止へ

舞洲のA駐車場と万博会場とを結ぶ自動運転バスが、回送中にコンクリート壁と接触事故を起こした模様です。

けが人はいなかったようで安心しました。

 

幸い回送中

Osaka Metroによると、事故が起きたのは2025年4月28日の16時31分。

舞洲万博P&R駐車場の待機場(桜島駅乗り場の上にある場所?)において、手動運転で回送中の舞洲P&Rシャトルバス(自動運転車両)による事故が発生しました。

公式リリースの文面は意味不明…というか、まるで運転士が起こしたかのような書き方でしたが、NHKの報道によると、(適切な手順で止めたにも拘らず)手動運転に切り替えて停止していたところ突然動き出した…とのことです。

 

Osaka Metroのリリース

2025年4月28日(月曜日)16時31分、舞洲万博P&R駐車場待機場において、手動運転で回送中の舞洲P&Rシャトルバス(自動運転車両)による事故が発生しました。
現在、同型の舞洲P&Rシャトルバスによる自動運転は一時運行を停止しております。

1 発生日時
2025年4月28日(月曜日)16時31分

2 発生場所
舞洲万博P&R駐車場の待機場内

3 事故の概要
・舞洲万博P&R駐車場待機場において、手動運転で回送中の舞洲P&Rシャトルバス(自動運転車両)がコンクリート擁壁(高さ約50センチメートル)に接触。
・乗客なし。
・運転士が1名乗車(運転席から離席)していたが、負傷なし。

出典:1)

 

NHKの報道

28日の午後4時半ごろ、舞洲のバスの待機場で、手動運転に切り替えて停止していたバスが、運転手が運転席から離れている際に動き出し、コンクリートの壁に接触する事故があったということです。

当時、バスは回送中で運転手しか乗っておらず、けが人はいないということです。

運転手は「適切な手順で停止の操作をしていた」と話しているということで、大阪メトロは原因が明らかになるまで事故があった車両と同型のバス、あわせて5台の運行を取りやめることにしています。

出典:2)

また、関西テレビによると7kmの速度で動き出したとのことです。

 

 

停止する車両・継続する車両

今回運行を停止するのはこちらの派手なタイプの車両。全5台で運行されています。

先の自動運転バスと似ていますが、こちらのバスは手動運転で、今後も継続して運行されます。

 

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参考文献

  1. Osaka Metro『舞洲P&Rシャトルバス(自動運転車両)の一時運行取りやめについて
  2. NHK『大阪 万博会場へのシャトルバスが事故 同型バスの運行停止



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