【大阪シティバス】大型観光バス、やや持て余し気味に

2019年に鳴り物入りで登場し、天満橋～関西空港までを結ぶ空港リムジンバスとして運行されていた大阪シティバスの大型観光バス。

しかしながら、現在は告知もせずひっそりと運行を取りやめて定期便もなくなり、やや持て余し気味のようです。

砂利の駐車場に…

このバスは長らく酉島車庫や港車庫などに留置されてきましたが、万博輸送によるEVバスの大量配備で場所がなくなったのか、別の場所へ移されています。

アスファルト舗装すらない砂利の駐車場に置かれているのは、どことなく寂しいものがありますね…。

2025年2月時点では、港車庫へ留置されていました。

観光バスは全部で10台。

そこに教習用のバス2台が合わさり、合計12台が留置されています。

左は元西日本JRバスの旧式エアロバス（三菱製）、真ん中は新型のエアロエース（2019年式、三菱ふそう製）、右はガーラ（いすゞ製）です。

３車種がこうして並ぶのも珍しいですね。

この大型観光バスですが、直近では子ども専用列車における学校から森ノ宮までの輸送に用いられた程度で、あまり出番がありません。

公式ページには「貸切バス」の項目が用意されており、細々と団体輸送は引き受けているようですが…今後どうするんでしょうか。