京阪バス「焼野」が40年の歴史に幕。大阪シティバスと共同バス停

京阪バス「焼野」が40年の歴史に幕。大阪シティバスと共同バス停

先日、バス転回地の紹介用に訪れたばかりの場所でびっくり。

京阪バスは2026年3月29 日(日)をもって、19系統(京阪守口市駅~鶴見緑地)のうち、鶴見緑地・焼野の2つのバス停を廃止すると発表しました。

このうち焼野バス停は、大阪シティバスとの共同区間となります。

 

乗り入れて40年

京阪バスは専門外なのですが、以前バスに詳しいマツダ交通さんにご教示頂いた内容によると、京阪バスの焼野乗り入れは1985年4月14日から行われていたようです。

すなわち、40年近くの歴史に幕を下ろすことになります。

 

廃止する理由としては

運転士の残業時間規制や勤務間インターバル確保を目的とする2024年4 月施行の法令対応や深刻な運転士不足の状況等により

…としています。要は運転士が足りていないようです。

とはいえ、ここは現在1日4便だけ運行されている閑散路線ということもあり、致し方ない面もあるのかもしれません。

現在の焼野バス停は、大阪シティバスと京阪バスのバス停が仲良く並んでいます。

転回地として利用されていることもあって敷地面積はかなり広めに採られています。

 

 

相次ぐ廃止・縮小

ここ以外にも、京阪守口市駅から谷町線の大日を通って寝屋川市駅までいく路線(4号系統)のうち、パナソニック本社の前にある「パナソニック前」バス停も廃止されるようです。

 一見通勤需要がありそうですが、利用率が振るわないのでしょうか…

この記事を書いてから見てきたのですが、パナソニック前の現在の運行本数は朝・夕に数本といったところでした。

これだと廃止になるのもやむなし…かな?

 

関連リンク

焼野バス転回地とは【大阪シティバスデータベース】

 

参考文献

京阪バス『一般路線バスの一部廃止について




書いた本



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