
近鉄けいはんな線は、2026年現在、学研奈良登美ヶ丘~長田間を結ぶ路線です。
2006年に生駒から学研奈良登美ヶ丘へ延伸されましたが、京都府の支持で新祝園への延伸構想が出ています。
| プロジェクト名 | 京阪奈新線 |
|---|---|
| 区間 | 登美ヶ丘~新祝園 |
| 距離 | 6.2km |
| B/C比 | 30年:1.16 50年:1.31 |
| 40年経過後の採算性 | 黒字化可能 |
決定までの経緯
この構想は、1989年(平成元年)に「大阪圏における高速鉄道を中心とする交通網の整備に関する基本計画について」(運輸政策審議会答申答申10号)にて高の原ルートのサブとして出た構想が初出です。
その後、2004年に「近畿圏における望ましい交通のあり方について」(近畿地方交通審議会答申第8号)として、改めて京都府から案が提出、正式採択に至りました。

予定区間としては(学研奈良)登美ヶ丘から「新祝園」という、毎度のことながらざっくりした提言…ではあるのですが、沿線を通る精華町が非常に緻密なルートを出しています。(後述)
費用対効果(B/C比)は2004年時点において、30年で1.16、50年で1.31と、比較的優良な数字が出ています。
ただ、奈良県が支持する「学研奈良登美ヶ丘~高の原」ルートも別途存在しており、黒字化出来る有望構想が故にルートが定まらないジレンマになっています。
通るルート
資料(3)によると、登美ヶ丘~新祝園への距離は6.2km。
先述しましたが、このルートは沿線となる京都府精華町がかなり推していて、どういった経路で走るのか、また高架/地下の区分分けも非常に綿密に記載されています。

※新祝園~地下区間までは平面区間です
このルートにおける駅数は、学研奈良登美ヶ丘・新祝園を含めて5駅。
いつもは当サイトの予想駅を発表していますが、今回は精華町が厳密な駅数を発表しており、以下となるようです。
学研奈良登美ヶ丘~精華光台~学研中央(国立国会図書館前)~祝園ニュータウン~新祝園
他の延伸構想データベース
参考文献
- タビリス『近畿地方交通審議会において検討対象となった路線一覧』
- 大阪市『近畿地方交通審議会答申第8号(平成 16 年 10 月 8 日) 』
- 近畿運輸局『路線評価一覧表(その他提案のあった路線)』
- 精華町『京阪奈新線新祝園ルート延伸促進に係る周知看板を更新』
- 精華町,京都銀行『学研都市への交通アクセス確保に向けた調査業務京阪奈新線新祝園ルート延伸事業化調査報告書』