大阪・関西万博のアクセス路線となる中央線谷町四丁目駅では、現在リニューアル工事が進んでいます。
完成以来長らくそのままだったこの駅ですが、近年はインバウンド観光客が大阪城公園・大阪歴史博物館へ訪れる際のアクセスルートとしても機能していることから、和のテイストを取り込んだ駅へとリニューアル中です。
工事完了予定は、2024年12月末となっています。
ジャポネスク
駅の様子。谷町四丁目駅のリニューアルテーマは「ジャポネスク」で、以下のような説明があります。
歴史的にも精神的にも大阪のシンボルである大阪城。
その大阪城に最も近接する駅として、和を柱や壁のグラフィックとして表現し、次世代への新たな美として世界へ発信する駅をテーマとしました。
完成イメージはこんな感じ。
和のテイストということで、漆を感じさせるような黒、そして秀吉の茶室を彷彿するかのような金色が用いられています。
このデザインテーマにあわせ、大阪メトロでは初となる黒色筐体のホームドアが採用され、大きく話題になりました。
現地の様子
引き続き、リニューアル工事中付の現地の様子を見ていきましょう。
柱の上部は既に金色の塗装が完了しており、続けて白の化粧板を巻く準備に取り掛かっています。
金色はややマット風味な塗装ですね。
床面の様子。床材については既に工事が完了しており。グレーとブラックのツートンとなっています。
このアングルだとそれなりにリニューアルも終わっているように見えますが…
実際はまだ壁面工事が未完了の状態で、以前ご紹介した堺筋本町と同様に薄暗い状態が続いています。
一方、森ノ宮方の一部については既に新しいタイルがはめ込まれています。何で黄土色…?
列車到着時の様子。あともうちょっとといった感じですねぇ…
柱の塗装は1番線だけが完了しており、2番線についてはこれからという段階でした。
工事の完了予定まであと2ヶ月ですが、間に合うのでしょうか…?
サインシステムも取り替え準備にあたって消灯しています。
長年見慣れたこのサインともまもなくお別れでしょうかねぇ…