【特集】大阪地下鉄の記録 #17「70系のリニューアル」

【特集】大阪地下鉄の記録 #17「70系のリニューアル」

2005年から2026年までの約20年間、近世の大阪市営地下鉄・大阪メトロを、私はファンとしてたくさん撮影してきました。
もし私が死んだらこういった写真はおそらく破棄され、二度と日の目を見ることはないでしょう。

私も今、歴史調査の為に古写真を調査・研究することが増えています。つまりそれは先人が残してくれた資産を享受しているということに他なりません。
私もまた、次代に続いていく大阪メトロファンの為に、今しか記録できない写真をしっかりと残してしっかりと公開していくべきだと考えるようになりました。

そのような思いから、この度長期シリーズとしてこのような特集を組み上げました。

当サイトをよくご覧いただいている古参な方には何度か見た写真かもしれませんが、ご容赦頂ければと思います。

Osaka-Subway.com Author:207

 

第17回から2011年へ入ります。今回は「70系のリニューアル」をお届けします。

(バックナンバーはページ下部に記載しています。)

 

レアな風景を求めて

2011年から、長堀鶴見緑地線で運用されている70系のリニューアル工事が始まりました。

1990年前後に落成した70系はこの時点で運用開始から20年前後を迎えており、大阪市交通局の慣例により中間更新の時期を迎えていました。

車内もさることながら外観にも大きく手が加えられ、一目で「綺麗になった」ことがわかる改造でした。

上の写真と見比べてもらうとわかりますが、車体前面上にも萌黄色が塗布されており、腰部のアクセント回りも後期車と同じ色付きに変えられたことで、愛嬌のある顔立ちへ変化しました。

リニューアルの第一弾となったのは7113F。

一見中途半端な数字ですが、この車両(大正方先頭車の7113号車)はどの70系よりも早い試験車として1988年に竣工したこともあり、真っ先にリニューアルされたのも当然の帰結でした。

側面上部にも萌黄+緑色が塗られた他、30000系で採用された「ラダーデザイン」の号車表記が入れられたことも大きな特徴でしょう。

停車中の7113F。この後すぐにホームドアが整備されたこともあり、この姿で駅に停車している姿は結構レアな風景です。

リニューアルされた車両がまだこれだけだったこともあり、遭遇するまで非常に時間がかかった思い出があります。

レアなことをわかっていた(そしてあまり誰もそれに気づいてなかった)ので、頑張って待っていたのでした。

2011年9月末にはホームドア筐体が設置されたこともあり、このホームドア無しx更新済70系を撮れたのは実質3月~9月の半年程度だけでした。

門真南駅のみ、管轄が大阪市ではなく門真市になった関係で設置が遅れたのですが、結果的にこれがチャンスを生み出す結果となったのでした。

あと2・3回ぐらいは撮影したかったなぁ…。

 

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