大阪メトロから大阪市への配当、今年は69億円に

大阪メトロから大阪市への配当、今年は69億円に

大阪市は、2024年度決算(=2025年度会計)におけるOsaka Metroからの株式配当が約69億円であったことを報告しています。

 

大阪市に貢献

配当収入は、Osaka Metroの民営化によって2019年度から実施。今年度(前年度決算ベース)は昨年よりも4億円プラスの69億円となりました。

過去の実績を振り返ると、以下の通りとなっています。

年度 配当額 大阪メトロ純利益
2025年度 約69億円 293億円
2024年度 約65億円 274億円
2023年度 約36億円 151億円
2022年度 約11億円 49億円
2021年度 配当なし ▲43億円
2020年度 約64億円 271億円
2019年度 約81億円 340億円

コロナウイルスの影響があった2021年度以外は、概ね順当に配当を受け取っています。市税歳入に毎年60億円程度が入ってくるというのは非常に大きいですね。

配当性向は概ね23%程度で推移しています。

 

2000年頃は毎年「お金がない」ことを言い訳に凍結されてきた各所の鉄道延伸事業も動き出していますが、これらも寄与しているのでしょうか。

 

関連リンク

大阪メトロ、黒字293億円の増収決算!(2024年度決算)

 

参考文献

大阪市『Osaka Metroによる配当について』,2025年7月3日




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