阪急9300系が堺筋線で運用開始。ようやく抵抗車置換へ…

阪急9300系が堺筋線で運用開始。ようやく抵抗車置換へ…

かつて阪急で特急を担当する花形列車であった9300系が、11月から堺筋線で運用を開始しています。ようこそ!!

 

概要

堺筋線での営業運転開始は、鉄道プレスでもお伝えしたように2025年11月14日からです。

9300系は元々クロスシート車でしたが、2300系の竣工による余剰車の発生、および堺筋線入線にあわせてロングシートに改造されています。

また3M5Tだった編成ですが、4M4Tへと変更すべくモーター車が1両増設されています。

京都線特急はこれまで2800系・6300系とありましたが、いずれも堺筋線へは入りませんでした。

すなわち今回堺筋線へやってきた9300系は、特急仕様車両としては初めて堺筋線へやってきたことになります。

 

堺筋線の様子

今回初めてやってきた9300系ですが、堺筋線の停止位置目標にはまだ記載がありませんでした。

3・5は3300系、5300系、7は7300系、1・8は1300系と8300系、6は66系を指しているものとみられます。すなわち今後「9」が登場するのでしょうか。

9300系にはまだ自動放送設備がついていないようで、車掌さんが肉声で案内していました。

同位置の1300系の様子。こちらは放送装置が備え付けられています。

 

車内の様子

9300系は元々LED案内機、もしくは正方形のLCDディスプレイが備え付けられていましたが、ロングシート化改造と共に1300系についている横長LCDディスプレイへ換装されたようです。

特徴的であった日立製作所「A-train」特有の手すりがなくなり、一般的なステンレス棒へ交換されてしまいました。

ロングシート化によって、椅子の背もたれ部分が窓からはみ出ることから、窓には黒い枠が追設されています。

 

抵抗車を(やっと)置換へ

9300系の導入により、旧型車である3300系にも休車などの動きが出ているようです。

散々発熱を出しまくって隧道内に熱を溜めてきた、抵抗制御車両の3300系・5300系がようやく置き換えられることになりそうですかね…。

大阪市交通局時代、とにかく発熱を避けるよう車内冷房すら搭載しなかった経緯があるほど、隧道内へ熱を蓄積することは嫌われています。
隧道内への熱蓄積を起こしやすい抵抗車両は、地下路線にあまり歓迎されません。

大阪メトロ内で100%省エネ化が達成できていないのはもう堺筋線だけなので、9300系の導入で早く達成できるといいですねぇ…。

 

関連リンク

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