四つ橋線の花園町駅、および岸里駅には現在でもひげ文字の駅名標がこっそりと姿を残しています。
花園町駅は、柱に巻きつけるタイプの縦型駅名標です。大国町寄りの1番線ホームにあり、2番線ホームから見ることができます。
ひげ文字駅名標もさることながら、ステンレス巻でない貴重なマーベロン貼りの柱も必見です。
いやぁ…こんな美しい姿で残っているとは…
一方、岸里駅は両ホームに残っているものの非常に見えにくいところにあります。場所は岸里駅の玉出側。
ここだぁ!!!!!!見えねぇ!!!!
反対ホームにも同様の位置にあります。これは電車側から距離を測ってMFでなんとか撮れたもの。
くっ!!!!!柱が邪魔で撮れねぇ!!!!
かつてあったひげ文字
この他にも、野田阪神駅2番線ホームなどに現存しているひげ文字ですが、大阪メトロ化によってかなりの数が淘汰されてしまいました。いい機会なので簡単に振り返ります。
東梅田駅に残っていたひげ文字の出入り口案内。初発・終発は時刻が変わっているのでMBゴシックのものに切り替わっていますが、駅名自体はそのままでした。2017年頃消滅。
南森町駅。こちらは初発終発表示すらないタイプ。長年の供用で英字の「C」「I」が剥がれてしまっています。2018年頃消滅。
あべのアポロビルに出されていた天王寺駅のひげ文字。ビルの改修で2017-18年頃に消滅。
同じく天王寺駅ですが、駅名表記がなく単に「地下鉄連絡口」とだけ書かれています。
阪堺電車の天王寺駅前駅にあったもので、駅舎リニューアルと共に姿を消しました
2010年5月30日に撮影した、かつてあった北浜駅のひげ文字です。
こちらは非常に貴重な、わずか24時間程度しかお目見えしなかった中津駅のひげ文字。中津駅のリニューアル工事で発掘され、2017年11月9日の1日だけ姿を見せたものでした。