2023年3月より、御堂筋線淀屋橋駅のリニューアル工事がスタートしました。工事施工は銭高組です。
撮影:新御堂筋様
工事期間は2023年3月上旬から2025年4月下旬までと、2年をかけた大規模なグランドリニューアルとなります。
完成イメージ図
出典:大阪メトロ
完成イメージ図はこんな感じで、デザインコンセプトは「アーチ構造の象徴」です。
大阪メトロによると、テーマの解説は以下のように示されています。
古くから政治・経済の中心地として大阪を支えてきたこのエリアの伝統と格式を、重厚感のある石材やモノトーン基調で表現し、現状のシャンデリアを記憶のモニュメントとして踏襲しつつ、これまでの資産をモダンに再生します。
出典:大阪メトロ
現行のアーチ状ホームとシャンデリアはそのままに、壁面・柱には重厚感のある石材として表現。
また、補完照明としてLEDランプを入れながら白い壁面となっています。
撮影:新御堂筋様
工事前の淀屋橋駅ホームの様子はこんな感じ。なんというか、空間に対しての照度が不足していて薄暗い感じがあります。
それでもゴチャついてた心斎橋とは異なり、空間がしっかりと確保出来ている面は評価ポイントでした。
撮影:新御堂筋様
改札階完成イメージ。黒いパネルに覆われたモダンテイストなデザインになりました。
撮影:新御堂筋様
現在の様子。
今は埋まっていますが、リニューアル後は窓が付きトレインビュースポットになるようですね。
現在の淀屋橋駅
撮影:Osaka-Subway.com
工事は駅南部からスタート。
元々照度が暗い駅でしたが、工事用の鉄骨が設置されて更に暗くなってしまっています…。
こんな感じでシャンデリアを覆っているので、仕方ないといえば仕方ないんですが…
撮影:Osaka-Subway.com
駅名標もなぜか一部分が消えてしまっていました。どうして…
撮影:Osaka-Subway.com
更に路線図にいたっては完全消灯しています。どうして………
心斎橋と同じく、淀屋橋もシャンデリアは維持される見込みです。
大型の広告も見納めですね。 撮影:Osaka-Subway.com
列車到着時はこんな感じに。 撮影:Osaka-Subway.com
撮影:Osaka-Subway.com
照明がブロックされて更に見えなくなっています。仮囲い後はまず照明の確保が課題になりそうですね。
撮影:Osaka-Subway.com
心斎橋より少ないとはいえ、淀屋橋駅も吊り下げ器具での案内となっています。
時計の設置方法がなかなかアクロバティックですね…
京阪へ連絡する中階も一部が塞がれています。
撮影:Osaka-Subway.com
南側は鉄骨が立ち始める一方で、北側はまだ手つかずの状態です。段階的にこちらも変わっていくものとみられます。
生まれ変わる御堂筋線
撮影:Osaka-Subway.com
御堂筋線では現在、駅のリニューアル工事が順次進められています。地下駅第一弾となった中津は未来的な駅として一躍話題に、
撮影:Osaka-Subway.com
そして、2023年4月からは淀屋橋と同じ形状である心斎橋駅が供用を開始。こちらも在阪メディアに取り上げられるなど注目度が高まっています・
撮影:Osaka-Subway.com
現在の淀屋橋と同じアングルで並べると、差がよくわかります。
高級繁華街の心斎橋と違い、オフィス・ビジネス街である淀屋橋はスタイリッシュなホワイトカラーの駅としてリニューアル予定。
白なので撮影もしやすそうで、完成が楽しみですね。
撮影・記事作成 新御堂筋
撮影・校正:Osaka-Subway.com
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