撮影:新御堂筋様
大阪メトロは東西路線の主軸として、また2025年の大阪・関西万博のアクセス路線として機能する中央線5駅のリニューアル工事を行います。
対象となるのは大阪港・弁天町・本町・谷町四丁目・森ノ宮ですが、今回大阪港駅の工事着手が最も早くに行われ始めたようです。
完成イメージ
大阪港駅の完成イメージ。
コンセプトは「海」だそうで、新大阪と同じように明るい採光を行える屋根になるようですね。
唯一、海を臨む地上駅としてその臨場感を活かし、エンターテインメント性、観光地としての特性をわかりやすく演出するため、デザインコンセプトを「海」とし、大海原を泳ぐ大型の海洋生物をイメージして駅舎のデザインに活かしました。
ホーム屋根には膜構造の透過性や質感を活かしながら、曲線を効果的に用い、駅空間の魅力を演出します。出典:Osaka Metro 1)
また、コスモスクエア側(大阪港駅西側)の駅端には、夕焼けの景色や電車が見える展望デッキも設置されます。
海を臨むことができる立地条件を活かして、ホーム西側に新たに展望デッキを設けます。
先端にはパラソルやクジラの潮をイメージしたシンボルを設置することで、海をより近くに感じていただけるような展望スペースを計画しています。出典:Osaka Metro 1)
ホームの様子
撮影:新御堂筋様
現地を見ていきましょう。まずは展望デッキが設置されるコスモスクエア側の先頭側から。
新大阪の時と同じように、バリケードが設置されています。
ちょうど夕焼けと共に20系が映り込みます。やはり大阪港の夕焼けは綺麗ですね 撮影:新御堂筋様
撮影:新御堂筋様
反対側には生駒行きもやってきました。
高架駅である大阪港のアングルから、夕焼けを楽しめる駅になるのは最高ですねぇ
撮影:新御堂筋様
こちらは正午の時間帯。ちょうど側面にも光が当たるので、撮影スポットとしても有効的に活用できそうですね。
現段階では資材やバリケードの設置以外に具体的な動きはなさそうですが、今後動きがあればまた皆さんにお知らせしていきます。
関連リンク
参考文献
- Osaka Metro『安全・安心の追求とワクワクする「地下空間の大規模改革」 9駅のリニューアルデザインが決定しました』