大阪府への緊急事態宣言発令を受け、Osaka Metroは御堂筋線のデータイムにおける減便度合いを更に増やしたダイヤを発表しました。
データイムにおいて新大阪行き・天王寺行きの電車を完全に運休させ、50%の減便を実施する見込みです。
期間は2021年4月27日~5月9日までの土日ダイヤです。
尚、北大阪急行・江坂←新大阪間においては影響はなく、天王寺→なかもず間においても減便は夜間の3本だけと軽微になっています。
Osaka Metro は、2021年4月25日(日曜日)から実施している土曜・日曜・祝日の減便について、4月29日(木曜日・祝日)からは、相互直通運転を行っている近畿日本鉄道と阪急電鉄の協力を得て、中央線、堺筋線にも拡大します。
また、御堂筋線では、現状、9時頃から終電までの間を2割程度減便していますが、10時から16時までの間の減便を5割程度に変更します。【御堂筋線のさらなる減便について】
1 実施期間
2021年4月29日(木曜日・祝日)から5月9日(日曜日)までの間の土曜・日曜・祝日2 実施内容
土・日・休日ダイヤの9時頃から終電までの間を2割程度減便のところ、10時から16時までの間は5割程度減便出典:大阪市高速電気軌道『Osaka Metro の土・日・休日ダイヤ減便の中央線・堺筋線への拡大と御堂筋線の昼間時間帯のさらなる減便について』
50%削減→8分間隔
新大阪駅の時刻表をご覧になると、今回の事態がわかりやすいかと思います。
データイム(10-15時)において「天」とついた天王寺行き電車には、1本を除いて全て✕がつけられています。
今回の50%減便で、データイムの御堂筋線は8分間隔になります。それでも8分が維持されている御堂筋線さん…
ただ、御堂筋線は大阪で最も利用者数が多い鉄道路線。東京でいう「山手線」、名古屋でいう「東山線」にあたります。
感染拡大を防ぐためのアピールも兼ねているだろうとはいえ、実際の乗車において混雑状況が増えるようなことになったら逆効果なのでは…。
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