EVMJバスがリコール…「e-mover」と同型車種

EVMJバスがリコール…「e-mover」と同型車種

EVモーターズジャパンは、同社製のバス「F8 Series4-Mini Bus」のうち85台について、国土交通省へリコールを届け出ました。

これは大阪・関西万博で用いられた「e-mover」と同じ車種です。

Osaka Metro所有車かどうかについては言及がないものの、おそらく該当しているものとみられます。
このタイプの導入事例は、他に那覇バスや駒ケ根市役所などがあるものの、いずれも少数にとどまっています。
該当する導入年次は、令和3年3月4日~令和6年12月27日となっています。

 

トラブルが続く

発生原因は以下の通りです。

前輪ブレーキホースにおいて、ブレーキホースの取り回しの設計検討が不十分なため、ハンドル転舵時に車体等へ接触することがある。そのため、そのまま使用を続けると、ブレーキホースが損傷し、最悪の場合、ブレーキホースに穴が空き、制動力が低下するおそれがある。

出典:1)

 

 

この車種とは異なりますが、同社製の他のバスについても同じようなブレーキ関係のトラブルが発生しています。

e-moverについては目立った不具合はなかったものの、桜島シャトルバスを担ったE8ではブレーキ関係の不具合が発生。

更にオンデマンドバスを担当するE1では、ハンドルが利かず衝突する事故も発生しています。

国産のいすゞ(エルガEV)や中国製のBYDでは目立ったトラブルは起きておらず、EVMJだけが不具合続きとなっています。

 

大阪シティバスはこのタイプのバスで既存車の置換を進める予定だったものとみられますが、思わぬ落とし穴に躓いています。

 

関連リンク

EVMJのE1に「ハンドルが利かない」トラブルが発生

【何故】泉大津PA下に「万博輸送バス」が集結中

 

参考文献

  1. 株式会社EVモーターズ・ジャパン『弊社取扱い車両のリコールに関するお詫びとお知らせ
  2. 国土交通省『リコール届出一覧表



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