【四つ橋線50周年】山下清も驚きの(笑)、西梅田駅の切符切り絵アートがスゴい

【四つ橋線50周年】山下清も驚きの(笑)、西梅田駅の切符切り絵アートがスゴい

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23系のイラストのような作品。

実はこれ、切符の検札時に出る残りカスをつなぎ合わせた切り絵なんです。

西梅田駅に、現在四つ橋線(西梅田~大国町)開業50周年を記念して、こんなアートが展示されているのをご存知でしょうか。

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展示されているのは、大阪市西梅田地下画廊と呼ばれる人通りのないところ。駅真ん中ぐらいの階段上に位置します。

もともとは「地下通路を画廊に」という市民の提案が活かされ、1971年2月10日から設置されているものです。

 

 

丁度、以前紹介した「絶対に出られない階段」の近くにあります。

 

絶対に脱出出来なさそうで絶望感満載の西梅田駅を見てきました

 

 

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全景ではこんな感じに23系のモノクロイラストのように見えますが…

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近づいてみてみると、切符の検札時に抜き取られるあの部分を貼り合わせて作られたもの。

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23903と描かれています。いやはや、これはすごい。

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この作品についての作業風景が描かれています。西梅田駅の職員さんが丁寧にピンセットで一つづつ作ったというのだから驚きです。

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「製作者コメント:もう二度しない」がじわじわ来ます笑

 

いやはや、300時間…ということは約12.5日分ですか。

こんなにも丁寧に時間をかけて作られるとは本当に素晴らしいです。

山下清もびっくりのこの切り絵。皆様もぜひご覧になられてはいかがでしょうか:))

 

参考文献

大阪市交通局総務部「大阪のあし」No.58

 

 

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Photo,Writer : Series207  2015/09/27




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