かねてからお伝えしている、2020年開業予定の北大阪急行 千里中央~箕面方面への延伸計画。
公募の末、駅名が「箕面萱野駅」「箕面船場阪大前駅」に決定しました!
今回は箕面市に在住、及び在学・在職する1435件もの応募から、「北大阪急行線延伸線駅名検討会議」が2018年6月5日に開催され、駅名が決定しました。
【参考】北大阪急行線延伸線駅名検討会議の構成団体
・駅周辺の地元12自治会
・かやの中央まちそだて交流会
・大阪船場繊維卸商団地協同組合
・大阪大学
・緑遊新都心株式会社
・北大阪急行電鉄株式会社出典:http://www.city.minoh.lg.jp/kitakyu/sinnekimeikouhoann.html
終着駅は箕面+地名で妥当な名前に
箕面萱野(みのお かやの)駅は、これまでの仮称が「新箕面」とされていた場所。みのおキューズモールあたりになります。
周辺は「萱野」と呼ばれる地域で、御堂筋線の終点として機能すると共に知名度が上がることから「箕面」という文字を入れたかったのでしょうか。
箕面市のサイトにはこのように説明があります。
終点駅…「箕面萱野駅」
駅周辺は、昭和23年(1948年)まで「萱野村」と呼ばれ、箕面市萱野という地名が現在も残っています。他にも、みのおキューズモール一帯を「かやの中央」と呼んでいるなど、地元では由緒ある「萱野」という地名が現在でも親しまれています。この地名に、大阪市内や府南部など遠方の方でもわかるように本市名の「箕面」を組み合わせ、この駅名となりました。
出典:http://www.city.minoh.lg.jp/kitakyu/sinnekimeikouhoann.html
こちらはまぁまぁ妥当かなといった感じ。地元の地名である「萱野」に、箕面市であることを示す「箕面」をつなげた複合駅名です。
近年の鉄道駅にはひらがな表記が多い中、敢えて漢字表記に統一したのは個人的にプラスポイントです。
箕面萱野駅は北大阪急行はもとより、御堂筋線の電車の行き先にもなりますから、今後は「2番線に到着の電車は、なんば・梅田・新大阪方面、箕面萱野行きです。」というアナウンスに変わる他、方向幕も全て入れ替えられることになりますね。
現在運行されている千里中央行きは、果たして今後も残るのでしょうか。
で、問題は次の中間駅…。
途中駅名が長すぎ?
箕面萱野駅と千里中央駅の間に位置するこの駅。名称は箕面船場阪大前(みのお せんば はんだいまえ)駅で、仮称が「箕面船場」だった場所です。
……長い。読みづらい。
中間駅…「箕面船場阪大前駅」
駅周辺は、昭和40年代に大阪市中央区船場にあった繊維問屋街の一部が移転し、大阪船場繊維卸商団地としてまちびらきしたため、本市においても「船場」という地名がついています。また、今後大阪大学箕面キャンパスが移転し、同地区の拠点となることが見込まれるため、「箕面」「船場」と「阪大前」を組み合わせた駅名になりました。
出典:http://www.city.minoh.lg.jp/kitakyu/sinnekimeikouhoann.html