北大阪急行は、2023年度中に千里中央から箕面方面へ延伸工事を実施します。
箕面市にある「箕面船場阪大前」駅、「箕面萱野」駅を建設・延伸する計画を立てています。
「箕面に地下鉄が来る」と言われて50年。
「生きてるうちに地下鉄が来るとは思わなかった」といわれた地元住民の悲願と言われるこの工事の、現在最新の工事状況を撮影してきました。
箕面萱野駅付近…駅の土台が姿を見せる
まずは定点観測
まずは箕面萱野駅の計画地から定点観測。1年とちょっとで橋脚が姿を現すなど、かなり進んでいます。
先程の場所から少し東側にズレてみます。左側はタクシー乗り場などロータリーが整備されます。
箕面萱野駅改札口周辺のイメージ図。
同じ位置から撮影するとこうなります。まだ駅舎関係は何も見えませんが、完成が楽しみですね。
駅全景。ここに北急車や御堂筋線車両が後2年で乗り入れてくるんですね~。ワクワクしてきました!
箕面萱野~箕面船場駅間…大きな変化
これまであまり動きがなかった駅間ですが、ここに来て一気に動きがありました。
箕面萱野駅を出たすぐの、国道とのクロスポイントに大きな橋梁がかけられていました…!
こちらは同位置から2019年10月の写真。横断歩道がすっぽりと覆われてしまいましたね
少し南側のちょうど駅間中央部あたりの写真。軌道の橋脚がこうもはっきりと…!
道路は一度アップダウンしますが、線路はそのまま高さを変えずに進むようですね。
箕面萱野から伸びてくる軌道部分。
台地の上から撮影できるので、将来撮り鉄スポットになるかもしれませんね!楽しみです!
こちらは地下駅である箕面船場阪大前から地上部に顔を出す部分。隧道の坑口がぽかっと姿を見せていて、なんともかわいい。
もう少しアップで見てみましょう。確かになんとなく御堂筋線車両ぐらいなサイズな気が…(当たり前)
近くにあったCOM1号館はこの工事で解体されるようで、工事に干渉する一部だけが先行的に削り取られていました。
駅イメージ図とマップ
箕面船場阪大前
定点観測
こちらも定点観測。傍目から見る限りではあまり変わりがありませんが、青い防音シートで覆っているのが見て取れます。
こちらも定点観測。駅への階段・EV部分への通路?のような筐体が作られて始めています。
また、2019年にあった大量のブロックは各所に配置されたのか、なくなってしまいました。「A列車で行こう」の資材みたいですね(笑)
遠目から見ると変わりありませんでしたが、中をよーく見てみると……埋められている?
船場の地は箕面にあるにも関わらず、スタイリッシュで都会的ですね。……パチンコ屋がなければ。
工事時だけに見られる仮の床も、こんなときにしか見られないので記念に撮影。
地下工事は順調に進んでいるようですが、上から見るとあまりわからないですね。
駅イメージ図とマップ
延伸区間の初乗り運賃は160円で、江坂から箕面萱野までは230円、梅田からは470円程度になる見通しとのことです。
北大阪急行としては1970年の千里中央駅本駅完成から約53年ぶりの新規路線開業となります。