北大阪急行は2020年に、現在の千里中央から更に2.5km北進して箕面市にある「新箕面駅(仮称)」まで延伸する計画を立てています。
前回は11月に訪れていましたが、しばらく動きがなかったことから5ヵ月経った今月…再び工事現場を訪れました。ちなみに、最初に訪れてから1年が経過しました。
延伸区間の初乗り運賃は160円で、江坂から新箕面までは230円、梅田からは470円程度になる見通しとのことです。
北大阪急行としては1970年の千里中央駅本駅完成から約45年ぶりの新規事業で、どことなく沿線も活気づいているように感じます。
前回来訪時
新箕面駅周辺
終点となる新箕面駅は高架駅での建設予定で、国道171号と国道423号の交差点「萱野交差点」より北側、みのおキューズモールに直結する形で建設予定です。
この部分は取材当初からあまり動きが見られません。おそらくは基礎工事に終始しているものと思われます
こちらが前回来訪時、11月の写真。
工事スケジュールとしては、昨年度までに基礎工事を完了、今年度からはいよいよ橋脚の工事に取り掛かるとアナウンスされています。この後、2019年度には線路が、2020年度には駅舎が立つ模様です。
連絡橋に接続する階段
今回かなり顕著な変更があったのは、この連絡橋に接続する部分。新しい階段が設置されています。
11月時点ではこのように、階段が西側に向いていました。
従来はこの手前部分、グレーのリベットが多数あるところに階段がありましたが、撤去されました
バス停部
バス停近くにはイオン箕面店、及びみのおキューズモールへ直結する通路が作られていました。
この通路は11月時点ではなかったものであり、顕著な変化となりました。
通路はこのように、人の2人分程度の細い幅の簡易通路となっているようです。
駅イメージ図とマップ
ちなみに
新箕面駅に掲げられていた工事の案内板なんですが、なぜか発注者が大阪市高速電気軌道株式会社(大阪メトロ)と同じ名前になっていました。
どのようなのか、そもそも大阪メトロなのか(同名なだけ?)はっきりしませんが…
箕面船場周辺
箕面船場駅もあまり変わりがありません。
11月と比較してもこのように。ただ、よく見てみると…
隧道奥部の石垣が掘削され、空間が出来上がっています。
明るくして拡大。おわかり頂けますでしょうか
箕面船場駅の北側。
こちらは8月時点。さすがに8ヶ月も経つとかなり進んでいますね。
駅イメージ図とマップ
これまでの工事状況
Photo/Writer:Series207 2018/4/17