2019年5月30日16時頃から、北加賀屋~住之江公園駅間において軌道設備不具合?の影響によって一時的に四つ橋線が全線運休しました。
その後、問題のなかった区間である玉出~西梅田駅間の運行再開により、普段は登場しない「玉出行き」が運行されました。
私が確認している中では2000年になってから一度も運転されたことがなく、非常に珍しいケースでありました。
最近は区間運転に積極的?
そもそも玉出行きは異常時運転計画という「何かあったら大丈夫な区間だけ運転するプラン」によって前もって準備はされています。例えば、方向幕は長らく用意そのものはされていました
ただ、用意はされているものの原則的には全線運休させて様子を見るパターンが多く、長らく使われてきませんでした
しかしながらここ最近、特に民営化してからは大丈夫な区間は積極的に運行させることが増えてきており、堺筋線でそれが顕著に見られます。
夕ラッシュに差し掛かる頃ですから、なるべく動かしたほうが懸命と判断されたのでしょうか
行先案内機(発車標)でも「玉出」が表示されていました。このタイプの発車標は1994年頃から設置されていますが、おそらく初めての表示になるのではないでしょうか
LED部拡大。
西梅田駅にて
列車間隔を調整して、7分間隔での運行がなされていました。
列車本数があくので、1番線は使用されず。
方向幕は新旧共に対応。
車内LCDディスプレイも玉出行きに対応。但しLED案内機は非対応だったようです
23904編成。17時20分ごろには復旧し、この23904編成も「住之江公園」へと方向幕を変えて營業を再開しました
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