今から54年前の1965年(昭和40年)10月01日。
この日は、四つ橋線西梅田~大国町間が開業した日です。
輸送が足りない
御堂筋線と重複するはずの大国町~西梅田間。それでもこの区間の建設が急がれたのは、他ならぬ御堂筋線だけではパンクするからでした。
実は当初計画では、四つ橋線は大国町~大浜のみの予定で、大国町以北は御堂筋線へ乗り入れする算段でした。ちょうど名古屋市営地下鉄名城線・名港線のような関係です。
現在は北側への延伸が提唱されており、実現すれば十三…その先阪急線と直通して新大阪までの建設が計画されています。
しかしながら、2017年になにわ筋線の建設計画が具体化し、阪急はなにわ筋線との直通計画を立てていることもあってこの構想はやや怪しいものとなっています。
但し、西梅田駅の北側には阪神電車梅田駅が全く同じ深さに建設されていて、阪神電車をどうするかが課題になります。
この記事を制作した4年前は開業50周年ということで、四つ橋線の西梅田駅ではこのようなイベント案内が掲示されていました。
また当時もお伝えしましたが、2015年10月14日までは記念ヘッドマークを掲げた四つ橋線車両が5編成運行されていました。
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Photo,Writer : Series207 2015/09/21