御堂筋線の梅田駅は、2014年2月頃より大規模改良工事中ですが、ここに来てバリケードがなくなり、リニューアルした仕様の一部が見えてきています。
対象となったのは昭和10年に開業した2番線ホーム。LED照明が使われてめちゃくちゃ明るくなっています
今回の梅田駅は、次の様なコンセプトで設計されたとのこと。
「日本の美、ほのぼの」 LIGHT&SHADOW
公営初の地下鉄の代表的な駅「梅田」、国際都市として進化し続ける大阪の玄関口「梅田」。
建設当時を振り返ると、その時代の最先端の照明を多用し、脚光を浴びた斬新なモダンデザインで、大阪を代表する梅田駅でした。
新しく生まれ変わる梅田駅アーチ空間は、梅田駅のランドマークとして、また大阪の玄関口として「梅田駅にふさわしい、アーチ天井を活かした空間」をテーマに、お客さまに末永く愛していただける駅空間をめざします。歴史あるアーチ天井のフォルムを活かしながら、斬新な凸凹型の肌合いを持つ逆富士型の小型アーチを連続して配置し、天井と一体になった照明から放たれる光と影のコントラストと合わせて幻想的な空間を演出します。
このたびアーチ空間を刷新することにより、斬新さによって日本を代表する「美」を、光と影のコントラストによってやさしく包み込む「ほのぼの」をお客さまに提供したいと考えています。
駅構内
現在の様子。残るは仮支柱のみになりましたね
こちらは工事直前。仮支柱の上にトタン?のようなものが載せられて、上が見せません
先ほどの位置から左へ。シャンデリアがなくなり、代わりに中央部分に大規模な照明を設置。
新たに新設されたI2階段。ここはかつて通り抜け出来ませんでしたが、エスカレーターが新設されました
南改札から
リニューアル後の様子。タイルも一新され、LEDでピカピカです
リニューアル工事前の様子。当時は何も思いませんでしたが、こうしてみると結構年季入ってたんですねえ
上部だけをズーム。上部はこのように真ん中が盛り下がっています
こちらは工事直前の様子。真っ暗です。笑
ちなみに、サインシステムは従来通りのものを採用しているようです。しばらくはこのまま…でしょうか?
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Photo: Series207
Writer: Series207 2015/07/10