2014年9月11日(木)から13日(土)にかけ、中央線用20系第1編成が廃車の為、森之宮検車場から解体工場まで陸送搬出されました。同編成は先日お伝えした車両で、VVVFインバータのパイオニア的存在です。
大阪市交通局としても思い入れの深い車両だったのか、交通局森之宮検車場公開時、開発担当の方がそのエピソードを語っておられました。それだけに、同車の廃車陸送の動向が注目されていました。
また、奇しくも9月12日は大阪市交通局設立111周年の記念日で、その記念すべき日に記念すべき車両が廃車解体されることとなりました。
また、この陸送を最後に、今後森之宮検車場から搬出される車両が見当たらないことから、当面は森之宮検車場から陸送搬出される車両がなくなるものと思われます。30系の引退搬出から約3年に渡って陸送をお伝えしてきましたが、しばらくは見ることが出来なくなりそうです。
輸送担当は兼六商事さんです。
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「【中央線】2601F(20系第1編成)引退後の廃車陸送へ①」 – Osaka-Subway.com
森之宮検車場から出てくるトレーラーと2901。
前面扉がはずされ、くっきりとその様子が伺えます。
続いて中間車両の2201も。
森之宮公団住宅前交差点手前で異常がないか点検しています。
大きく弧を描いて曲がっていくその姿は、まさに圧巻の一言。
この日は撮影者がたくさんいらっしゃいました。
中央大通にて。最後の見納めです。さよなら……。
中央線 2601F 搬出日程
9/11 [2601]-[2301]
9/12 [2401]-[2101]
9/13 [2901]-[2201](今回の記事はこちらをご紹介しました)
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Photo,Writer: Series207 2014/09/13