先日ちらっとお伝えしましたが、万博の工事に携わる方向けの通勤バスが、咲洲・舞洲から夢洲へ運行されています。
運行期間は今年の6月1日から2025年の2月末までです。
ようやく運行の様子を見に行くことができたので、皆さんにお伝えします。
咲洲⇔夢洲(4・5・6)
以前も書きましたが、咲洲のバス停はニュートラムトレードセンター前駅近くにあるATCのバス寄せ場から出発しています。
運行当初は朝のみだったものの、7月に入ってからは夕方便も増発されているようです。
運行ルートと方向幕は以下の通り。
[4] [ATC] 南東工区 Rail Station⇔ South
[5] [ATC] 北東工区 Rail Station⇔ North
[6] [ATC] 西工区 Rail Station⇔ West
方向幕から見るに、咲洲(トレードセンター前)発のバスは電車通勤者向けといったところでしょうか。
4号系統には酉島営業所所属の大阪シティバス車両を起用。既に引退している車両だそうです。
5号系統も同様。今回最も驚いたのは、わざわざ専用の方向幕を新調している点です。
数字を見るに通常大阪シティバスで使用されているフォントと同じもののようです。
6号系統も同じでした。
尚、今後はEVバスが導入されるとのアナウンスもあり、この光景を見ることが出来るのは僅かな期間だけとなりそうです。
舞洲⇔夢洲(1・2・3)
舞洲側のバス停は、舞洲スポーツアイランド内にある「万博工事関係者専用 舞洲駐車場」から出発しています。こちらは関係者以外入れない場所に立地しています。
アクセスルートが限られる夢洲において、自動車通勤で夢洲まで向かうと大規模な渋滞が発生する懸念があるため、このような措置が採られているようです。
運行ルート
[1] [舞洲] 南東工区 Parking ⇔ South
[2] [舞洲] 北東工区 Parking ⇔ North
[3] [舞洲] 西工区 Parking ⇔ West
こちらも読み通り、舞洲は自動車通勤者向けのシャトルバスのようですね。
舞洲ルートでは、大阪シティバスの他に西日本JRバス車両も起用されています。
1号系統には、西日本JRバスの路線バスを使用。
2号系統には、西日本JRバスの観光バスを使用。これだけちょっぴりリッチですね
3号系統には、通常の大阪シティバスが使用されていました。
その他
この他、各工区を巡回する12号系統も運行されています。
また、各工区からATCへ戻ってくるバスは「ATC」の方向幕が掲げられています。
関連リンク
参考文献
Osaka Metro「大阪・関西万博の会場整備工事に従事する工事関係者を対象にした通勤バスを運行します」