2016年12月1日(木)、御堂筋線用10系第6編成(1106F)が、四つ橋線を通って緑木検車場まで回送されました。同編成は「新幹線シート」の新型車両、31604Fの投入に伴う置き換え廃車の対象であると思われます。
1106Fは在籍している10系、ひいては大阪市営地下鉄の車両の中では最古参の車両で、当車両が廃止されれば、最古参の10系は09Fになります。
西田辺を行く1806F。同車は10系で初めてリニューアル改造工事をうけた車両です。
特徴的だったLED車内案内機
1106Fのみが持つ特徴だったのは、このプロトタイプのLED案内機でした
参考に他10系車両の様子。黒縁枠が設けられたこの1106Fのみが枠なしで、地下鉄ファンに親しまれました
四つ橋線を通って北加賀屋駅へ
四つ橋線ホームは8両分しかないので、10連の御堂筋線車両ははみ出して停止します
緑木検車場に留置される1806F
1979年の竣工以来およそ37年もの長い間、御堂筋線を駆け抜け続けました。ありがとう。
この編成の廃車で、残る10系車両は8編成になりました。
これまでの10系廃車回送まとめ
-ご案内-
文章中の写真の著作権は著作者に帰属します。無断転載は固くお断りします。
Photo:Series207
Writer :Series207 2016/12/01