地下鉄車内に掲示されていた大阪メトロの路線図が、広告枠の関係からか上部へと追いやられ、見にくくなっている…と聞いたので見てきました
御堂筋線21系や30000系の他、谷町線でも登場し始めているようです。
デザインが✕
こちらがその路線図。従来のものから縦方向に小さくなり、また従来は記載のあった乗り換え路線についても省略されてしまいました
これまでは車両端部のドア横に路線図スペースが設けられていましたが、2019年3月頃から掲示がとりやめられ、動向が注目されていました。
最近の大阪メトロ、路線図なくないですか?
地味に困るんですが…広告枠にするつもりなんだろうか pic.twitter.com/YSPf8wEbfW— Osaka-Subway.com (@OsakaSubwaycom) April 3, 2019
座席に座って眺めると…確かに、上部広告枠程度のサイズしかないので見づらい。というか見えない。
同様のものは谷町線30000系にも登場しているようです。 撮影:涼谷 倫三様
民営化して広告枠が欲しいから移動させたのはわかるとして、「路線図のデザイン」ですよね多分問題の本質は
壁面にて大きく印刷されること前提のデザインを抜本的に修正せず、そのまま枠にあわせて縮小コピーして視認性を著しく下げているのが問題化なぁと感じました
— Osaka-Subway.com (@OsakaSubwaycom) April 16, 2019
大阪市広報枠を減らして広告枠を増やす→わかる
路線図枠を減らして広告枠を増やす→まあわかる
代替の路線図が上に移動→なんとかわかる
代替の路線図が小さく、グレードダウンする→わからない— Osaka-Subway.com (@OsakaSubwaycom) April 14, 2019
おそらくはこの部分を、単価の高い広告枠として充てることで増収策としたものと思われますが、天井部に移動するとしても幅狭のスペースに見合ったデザインとして設計し直す必要があったのではないでしょうか。
民営化によるサービスダウンの一例として今後取り上げられるかもしれませんね。