「珍スポット」なる言葉をご存知でしょうか。
B級スポットとも称されるこの言葉は、人によって好みの分かれる施設や観光地、場所の事を指す意味合いです。
誰しもに受ける一般的な観光地と違って「興味のない人には見向きもされないけれど、ツボにハマる人にはめちゃくちゃハマる」…そんな場所をいつしかそう呼ぶようになりました。
当サイトでは大阪にある珍スポットを(なるべく大阪メトロ・大阪シティバスで行ける範囲で)ご紹介していこうと思います。
うっわ!!!めっちゃくちゃ急な坂!!
山口にある「ベタ踏み坂」が有名になりましたが、大阪港とIKEA鶴浜とを結ぶルートに、大阪版ベタ踏み坂とも呼べるスポットがあるのをご存知でしょうか。
正式名「なみはや大橋」
全長1,740mのこの橋、正式名称「なみはや大橋」という名前です。
「なみはや」というのは大阪の古来の呼び名である「浪速」の訓読みです。およそ20年にわたって工事が行われ、1995年から供用を開始しました。
高さは45mにもなりますが、これは大きな船を通す為にここまで高くしているんだそうです。
昔は100円(一般車)の有料橋でした。
ちなみに、普通の道路になったので最近は大阪シティバス(72号系統・天保山~鶴町四丁目)もここを駆け抜けていきます。すげえ。
45mの高さから見る風景はこちら。
実はこの橋は歩行者でも通れるようになっていて、こうやって写真を撮影することも可能です。橋からは大阪市街地が一望出来ます。
ただ、橋特有の揺れが結構あるので、シャッター速度をスローにしてバルブ撮影…というのはやや厳しく、ISO感度をあげての撮影になるため夜景撮影スポットとしては不向きなのがネックですね。
アクセス情報
バス:大阪シティバス 72号系統 「第一突堤前」バス停…徒歩10分ほど、上に行く際はかなりの階段を上る必要があります
電車:中央線大阪港駅…徒歩25分ほど。バスでいきましょう…
関連ツイート
こちらはIKEAの近くにある大阪版「ベタ踏み坂」
正式名称は「なみはや大橋」で、昔は通行料金がかかっていました pic.twitter.com/JK2fuFKB7Z— Osaka-Subway.com/鉄道プレス (@OsakaSubwaycom) July 7, 2020