大阪メトロは、四つ橋線西梅田駅へホームドアを設置すると発表しました。設置工事は10~11月の間で、運用開始は11月中旬からとしています。四つ橋線では初の取り付けとなります。
四つ橋線では今後、2021年度中(~2022年3月)に大国町駅への設置も計画されています。
輸送車両は?
で、気になるのが恒例ホームドア輸送列車。
従来の御堂筋線では、中百舌鳥検車場に搬入したホームドアを電車に積み込んで駅まで輸送する体制が取られていますが、四つ橋線の場合は恐らく緑木検車場からの輸送になるものと見られます。
多少傷がついても修復しやすいことを考えているのか輸送列車には旧型車両が選定される傾向にありますが、四つ橋線の場合はどの編成が選ばれるのでしょうか。
尚、四つ橋線全駅へのホームドア設置は2024年度中となっています。足掛け3年をかけて設置が進められていくようです。
今年度に入ってからバンバンつけられている御堂筋線と比べると、比較的ゆっくりとしたペースですね。
参考:ホームドア設置駅
路線名(設置年) | 設置駅 |
---|---|
ニュートラム(1981年・1997年) | 全駅 中ふ頭~住之江公園(1981年3月・開業時から) コスモスクエア・トレードセンター前(1997年12月・開業時から) |
今里筋線 (2006年) |
全駅(開業時一斉設置) |
長堀鶴見緑地線(2010-11年) | 全駅 大正(2010年7月)、ドーム前千代崎(8月)、西長堀~心斎橋(9月)、長堀橋~玉造(10月)、森ノ宮(11月)、大阪ビジネスパーク~蒲生四丁目(12月)、今福鶴見(2011年1月)、横堤・鶴見緑地(2月)、門真南(10月) |
千日前線 (2014年) |
全駅 南巽(2014年4月)、北巽(5月)、小路・新深江(6月)、今里(7月)、鶴橋・谷町九丁目(8月)、日本橋(9月)、なんば・桜川(10月)、西長堀・阿波座(11月)・玉川、野田阪神(12月) |
御堂筋線 (2015年-) |
天王寺(2015年2月)、心斎橋 (同3月)、なかもず(2020年11月)、新大阪・江坂(12月)、西中島南方(2021年1月)、中津(3月)、梅田(3月)、昭和町(4月)、西田辺(5月)、長居(6月)、あびこ(7月)、北花田(8月)、新金岡(9月予定)、淀屋橋(10月上旬予定)、本町(10月下旬予定) |
谷町線 (2020年-25年) |
東梅田(2020年2月) |
堺筋線 (2020年-22年) |
堺筋本町(2020年3月) |
四つ橋線 (2021年-24年) |
西梅田(2021年11月予定)・大国町(2021年度中予定) |
中央線 (2024年度中) |
未設置 |
関連リンク
参考文献
大阪市高速電気軌道「四つ橋線 西梅田駅に可動式ホーム柵を設置します!!」