2022年7月4日、御堂筋線用10A系26編成(1126F)が中百舌鳥検車場から大国町駅→四つ橋線を通って、北加賀屋にある緑木検車場まで回送されました。
前例と照らし合わせると、恐らく廃車であるものと見られます。
1126Fはヘッドマークが取り付けられ7月4日までが掲載期間となっていましたが、ヘッドマーク掲載期間終了日と同時に廃車となりました。
10系/10A系は、これにて全車両が廃車となりました。
形式消滅
緑木検車場に佇む1126F。
ヘッドマークを取り付けたまま、最後の回送となりました。
大阪市営地下鉄の歴史を刻んだ10系も、これにて終焉の時を迎えます。
1973年に「20系」の名で誕生して49年、1989年にラストナンバーの26編成が誕生して33年。
実現が難しいと言われた第三軌条地下鉄の冷房車両として初めて登場し、大阪を支え続けてきた10系/10A系。本当にご苦労様でした。
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